「青葉家のテーブル」は2018年4月から「北欧、暮らしの道具店」が企画制作配信したWebドラマ。自分が見たのは2021年6月公開の映画版(配給はエレファントハウス)。監督脚本は「サマーフィルムにのって」の松本壮史。これもコロナで公開延期になっていたやつ。
主演は西田尚美。この女優はすごくドラマでも映画でも見るけど、主演作というとあまり見たことがない。「ひみつの花園」(1997)という映画を以前から見たいと思ってるけどまだ一度も見たことがない。
あと、自分がこの映画を見ようと思った理由は自分の知ってる古民家カフェが出てくるから。確認のためにも見る。
優子(栗林藍希)という女子高生が美大受験のための画塾夏期講習を受けるため、母国枝知世(市川実和子)とともに青葉家に居候する。知世は青葉春子(西田尚美)と20年来の友人。
そのへんは春子の中学生息子リク(寄川歌太)と優子のやりとりで説明されるのだが要領を得なくてよくわからないがだんだんわかってくる。
青葉家にはめいこ(久保陽香)とその小説家彼氏ソラオ(忍成修吾)も住んでいる。
優子の画塾初日、仲間に赤髪ボブの与田さん(上原実矩)と真面目そうな瀬尾(細田佳央太)。瀬尾は高校生なのにすでにインターンで働きながら受験勉強。世の中そんなことになってんの?
優子の母知世はテレビの取材を受けるような有名人。娘は自分で取材を受けてるていの動画を編集して作ってる。それを与田に見せたりして意気投合。
リクも優子も与田も瀬尾もみんなチョコスリというバンドに夢中。
見ていてとくに事件やストレスの起こらないホームドラマ?劇中歌がトクマルシューゴ。音楽の効果でポップな感じになってる。
部屋のインテリア空間がおしゃれ。ライフスタイルがおしゃれ。
てっきり西田尚美が主演かと思って見始めたのに娘の優子が主演?受験のために青葉家に居候してるのにリクのバンドに加入?
高校生なのに瀬尾の会社のパーティーイベントに参加。高校生なのに優子は名刺を持ってる?母の話ばかりしてしまい、なんか落ち込む。
近所に流行ってないナイトプールがあるとか。それは良い。え、春子と知世は絶縁中?!
知世がいる街中華の店員がヘンテコ。
夜になると変な音が聴こえる寺の真相が大したことなかった。
自分のセンスを信じてクリエイティブな自己表現と自己実現の人々。世の中そんな人ばかりじゃない。世の中はもっとみんなお金に苦労してる。
映画を見るつもりが連ドラっぽい文法で作られたやつだった。正直どう見たらいいのか戸惑った。あまり好きじゃなかった。
春子と知世パート、中学生バンドパートは別の映画に分ければよかったのに。
数日に分けて少しずつ見ればまた印象が変わってたかもしれない。
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