2022年10月28日金曜日

清原果耶「霊媒探偵・城塚翡翠」(2022)

「霊媒探偵・城塚翡翠」が10月16日から日本テレビ日曜10時半枠で始まってる。
タイトルロール主演ヒロインが清原果耶(20)

NHK朝ドラ以降、今作が民放2作目。前作の「ファイトソング」はほとんど見なかった。
それではいけない。注目の若手女優である清原果耶を応援してしっかり育てて行かないといけない。というわけで第1話と第2話をチェック。
相沢沙呼「medium 霊媒探偵城塚翡翠」を原作とする連ドラ。今回のドラマに原作者も脚本協力で参加してるらしい。
この本がとても売れてるらしい。だが自分は相沢沙呼の本をもうそれほど読みたいと思えない。今まで読んだ本がわりと印象に残らない凡庸なものに思えたから。

霊媒師ヒロイン城塚翡翠が霊視で得たイメージをヒントに、警察に協力してる若手ミステリー作家香月史郎(瀬戸康史)が謎を解く。
旧統一教会問題に揺れる今、作るべきドラマか!?と思った。霊視なんてものが実際にあると子どもたちに思わせないか心配。
むしろ、山田と上田が「オマエらのやってることはまるっとお見通しだ!」と乗り込んでいくべき。
このヒロインが「先生」と呼ばれるのも嫌。第1話から働かなくていいセレブ階級に属していて、セレブ階級のために霊視しているという設定も嫌w
こんな環境にいる人物が他人を思い遣る優しさと謙虚さがあるわけない。

大真面目シリアス路線で霊媒と交霊。このヒロインのキャラ設定が普通すぎる。なんだか暗い。
こういうの、山田奈緒子みたいにフザケまくるエキセントリックなコメディエンヌにするのが正解では?深夜に見るドラマとして普通過ぎる。

原作本が売れてて評価が高いのなら、よほど新機軸で新鮮で刺激的なのかと想っていた。自分には肩透かしで失望の内容。
もう第1話開始10分で自分と合わないと感じた。自分としては清原果耶を見たいがために見通した。最後まで見てもあまり良い所はなかった。
小芝風花がもう25歳になっていたことに驚いてしまった。自分にとっては今も「魔女の宅急便」イメージだったから。ちくしょう!美人になってやがる。

あと、瀬戸康史が役者として声質がいいなと感じた。わりと視聴者を引き付ける名俳優のような間合いと雰囲気を持っているように感じた。
第2話の設定と環境がミステリー小説ならではのもの。それにしても及川光博ら警察がアホ。アリバイがなくて被害者と不倫関係にあるというだけで逮捕するな。

このドラマはもう離脱しようかなと思ってる。録画だけして、いつか見たくなるまで保存しておくかもしれない。
あと、今回初めて清原さんの顔が左右でかなり違っていることに気づいた。
あと、エンディング主題歌で福山雅治の歌声が聴こえてきて、ああ、アミューズ案件ドラマだったのかと気づいた。

PS. 11月13日に第5話(最終話!?)が放送された。ぶったまげた。そんな構造のドラマだったのか!第5話の清原果耶、城塚、上手か!
第3話まで見てて「なんか凡庸」だと思ってた。あれはすべて捨てプロットだったのか。完全に最初からダマされてた!ごめんなさい。何も知らなかった視聴者完全敗北。

このドラマを見る人は、つまらないと感じても演出に違和感を感じたとしても、とりあえずぜったいに第5話まで見るべき。ほぼ「カメラを止めるな!」。
あれだけ完璧にすべてお見通しされた男。かんぜんに性癖がゆがむ。バカにするように煽るように、ひとつひとつあげつらうように恥ずかしいド変態性癖を指摘し男を嘲笑う。こんな女の子と出会いたかった。完全に敗北させられ服従させられるような女の子と出会いたかった。

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