2022年8月22日月曜日

ねるそん提督

長濱ねるがレギュラーコメンテーター出演をしている人間ドキュメンタリーバラエティ番組「セブンルール」の長濱ねるスピンオフSPともいうべき「7 ROOTS」が7月22日にフジテレビ系で放送された。自身のルーツである長崎・五島列島に里帰りした他、8か月密着取材したねるドキュメント。

長濱ねるは4歳から7歳まで4年間に渡って幼少時を五島列島・新上五島町で育った。両親ともに教師であることは知られていた。父親が英語教師らしい。新上五島町に赴任していたということは中学教師?両親の出身地かなにか?
7歳までいたというだけではこれほど島集落に思い入れもないかと思う。その後も夏休みのたびに島に滞在していないと、島の仲良し家族との楽しい思い出も記憶もないはず。

ねるは以前にも「欅って、書けない?」で仲良しの齋藤冬優花と一緒に五島を訪れ、長崎(諫早?)の長濱家にお泊りする様子が放送された。その時も島の奈良尾集落の住民たちから歓迎を受けていた。
ねるが通った奈良尾図書館。少女ねるお気に入りの児童文学はロアルド・ダール
4歳から7歳まで過ごしたのでは図書館に入り浸るようになるか疑問。
ねるが道行くと婦人たちが声をかけて歓迎してくれる。なつかしいかき揚げをふるまわれる。
ねるは写真集も五島で撮っている。その場所もほとんど公開され特定されている。多くのオタたちが現地を訪れ写真を撮りまくったはず。番組では普通の民家までそのまま映ってた。
8歳当時のねるを見て「リアル思い出のマーニーじゃん!」って思った。ジブリ感が強い。
ねるが欅坂オーディションを受けたのが高2の夏。あの有名な母親による東京から長崎への連れ去り事件が発生したころ。
この顛末がやがて「ひらがなけやき」になる。ねるの中途半端な立ち位置が後にねるを苦しめる。「芸能界は向いていない」と思い詰めるようになる。
欅坂を辞めた後は1年ほどスローな生活を送っていたという。「夜中にカップ麺食べたり一日中映画見たり」
ねるは通信制大学で司書資格をめざしていたはず。通信制だと通わなくて暇だったのかもしれない。

芸能界を引退するつもりだったのだが、事務所の人たちが制止。辞めるなんて決めることはない。
そのことが2020年7月の芸能活動再開へとつながった。「セブンルール」出演オファーがやってくる。やるかやらないかの返事を1週間でしないといけなかったという。本人はそのときのスローな生活を放棄してまたあの喧騒の日々に戻ることを躊躇したらしい。だが、ねるはテレビの現場に戻った。
そんなねるの傍らにいた高校時代からの親友が「おーしゃん」。今回の取材のためにカフェの個室スペース的な場所に呼ばれた。
ふたりは長崎西高の家庭科部。(それってほぼ帰宅部では?)
この子もねるを追って東京の大学に進学したらしい。高2でねるが東京に行ってしまうと知ったときは泣いたという。

この子を見て「もしかして…」と思った。長濱ねるは高校生クイズ長崎県大会に高1と高2のときに出場して、高2のときには決勝まで進出しているのだが、この「おーしゃん」こそが一緒にペアを組んで出場した相棒か?!そうなのか?!
ネット上の出演時の画像を比較してみると、どうやらそうらしい。顔の形と顎の形状がほぼ同じ。
ねるそんとおーしゃんはガチ親友。ふたりとも「漠然とあの環境から逃げ出したい、抜け出したいというのはたぶんお互い共通で持っていた」
(逃げ出したい?そんなにも長崎にいたくなかったのか?外の世界を見たかったのか?まあそれが若者として普通か。)

東京でひとりぼっちのねるはおーしゃんにLINEで助けを求めた。ねるの「いつも近くにいてくれてありがとうね」に対しおーしゃんは「いつでも助けに行くために東京にいるんだからね」と返したという。そんなにも気が合った親友がいるなら東京での生活にも希望がある。

番組最後では「いちばん好きな場所」だという「矢堅目公園」へ。ここがねるの「原点に立ち返れる場所」だという。
そういう場所がある人は幸せだ。自分は何処も思い浮かばないw
そんなすばらしい番組だった。俺とねるそんとのねるちんすく条約がまだ有効だと再確認した。

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