2018年1月9日にフジテレビで放送された「セブンルール」(カンテレ制作)を見る。齋藤飛鳥(当時19歳)に5か月密着した人間ドキュメンタリー。
飛鳥はこのセブンルールに始まって、この年の年末の「情熱大陸」、翌年の「アナザースカイ」と、主要密着型ドキュメンタリー3本を制覇。それはすごい。
この番組はスタジオで映像を見てコメンテーターがあれこれ話すというスタイル。YOUとか本谷有希子とか若林とかに、自分のいない場所でイジられるのって恐怖かもしれない。
番組はまず幕張での握手会を取材。あれほど多くの若者が並んで待機している様子は乃木坂に慣れていない人は誰もが驚く。
数時間並んで数秒の接触。一般人には驚異でしかない。それは信仰心のなせるわざ。
しかもその接触の仕方。握手してる数秒の間にファンは何か要望したりするのだが、飛鳥ちゃんはことごとく断る。
- カワイイ一言ください!→「イヤだ」
- ウィンクしてください!→「しません」
- 元気になるおまじないかけて→「そんなの無い」
- 「好き」って言って!→「やだ」
ファンにとっては一期一会なのにずっとこの調子。だが、コメンテーター青木崇高はそれこそがファンの求めるものであることを見抜いた。本谷もYOUもそんな「ありのまま」を見せようと振舞う飛鳥に好意的。
小学校で不登校になった飛鳥の母親がミャンマー人だと知ったYOUから「そうなんだ…」という声が漏れた。その事実は予想していなかった様子。
この母が、大人しく暗くどこにも居場所のない少女に乃木坂オーディションを受けさせた。本人は受からないと思っていたのだが、受かったら後から考えようというスタンスで受けた。13歳の飛鳥を推した審査員は見る目があった。
トップアイドルは目の回る忙しさ。「今日が何曜日かもわからない」そんな少女のストレス発散は週3回の焼肉。一昔前のアイドルだと20歳そこそこでは毎日カツカツな生活しかできない給料しかもらってなかった。飛鳥は人気メンバーだし外仕事も持ってるしでわりとお金がありそうだ。
そもそも若い女はストレスを発散させなければすぐに男をつくってしまう。メシで防げるなら安いもの。この焼き肉店はオタたちの巡礼聖地となってしまったらしい。ファンなら同じ席で食べたい。
番組はグラビア撮影の現場にも密着。飛鳥は身長158㎝だがスタイルが良く見える。胴が長くて細い。だが下半身はしっかりしてる。そこ、男子は見逃さない。そういう体型の女子が好きな男は多い。撮影現場には小物が用意される。飛鳥の場合、本が好きだということで本が用意される。撮影で使用された本は飛鳥にプレゼントされる。
19歳飛鳥が当時好んで読んでいた作家が安部公房と大江健三郎。自分、どちらもここ最近になるまで読んだことがなかった。
大江健三郎はかなり難解だと思う。飛鳥がちゃんとわかって読めているとしたら相当に日本語の語彙力と読解力がある。
母親が娘飛鳥に弁当を持たせている。これがミャンマー家庭料理。きのこの味噌スープ、スペアリブの煮込みなど。自分も作ってみたいと思ったのだが、ネット上にある情報はクックパッドみたいなものばかり。たまねぎをにんにくやショウガで炒めて鶏肉や魚を入れて、あとはナンプラーかターメリックを入れて、ビーフンとかレモングラスとかエスニックぽいものを散らせば、それでなんちゃってミャンマー料理ではないか?と自分は思ってる。
一人暮らしを始めた飛鳥。母は心配してよくラインをしてくる。娘飛鳥も母に感謝して返す。だが、母が飛鳥の乃木坂ラインスタンプをつけてたりすると返さないという。
そんな齋藤飛鳥の7つめのルール。それは、「まだしばらく乃木坂にいられたらいいなと思ってます」というもの。
番組中で使用された握手会映像に1秒ほど眼帯をしている飛鳥が映った。眼帯している美少女ほど大好物はない。この時期の飛鳥は多忙を極め満身創痍だった様子。
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