2022年5月4日水曜日

アンダルシア 女神の報復(2011)

そして「アマルフィ 女神の報酬」の続編「アンダルシア 女神の報復」(2011 東宝、フジテレビ)も見る。いっきにやっつける。これも年末年始にBSでやってたのを録画しておいたもの。この映画2作の間に連続ドラマ版があったらしいのだが、自分は何もこのシリーズに注意を払ってなかった。何も覚えていない。

「外交官 黒田康作」の完結篇。今度の舞台はスペイン。これもやっぱり大スペイン観光映画。亀山千広、市川南、石原隆といったおなじみの面々によるフジテレビ東宝映画。監督は全作と同じ西谷弘。脚本は池上純哉。
ラングドン教授三部作みたいな観光要素を入れた国際陰謀サスペンス。こういう映画は需要があると見込まれてる。

今度はパリでなにやら追跡劇。傲岸不遜な日本の財務大臣が夏八木勲さんだ。街の小さな食堂での要人との会見が不満そうだ。そこに黒田がいる。あたりまえのようにフランス語も話してる。

そして次の場面ではアンドラ公国で日本人(警視総監の息子)の飲酒スキー事故。
黒木メイサは銀行の社員なの?なにやら隠ぺい工作をしてる?
開始しばらく何がなんだかというシーンが続く。この女優は最近はぜんぜん見かけない。

今回の黒田はその調査。外交官はそんな調査をするの?要請をするのが鹿賀丈史さんだ。(近年はヒール役ばかりだが)
神足刑事(伊藤英明)が強盗殺人の第1発見者黒木メイサ銀行員を聴取。こいつは日本から出向中のインターポール?伊藤刑事もプライド高そうでぶっきらぼう。喋り方が無礼。こんな公僕は嫌だ。黒田をていよく調査から追い出す。だが黒田は頭がよく鋭いのでいろんな不審な点に気づく。
冬のピレネーは豪雪地帯?!

黒木メイサを何者かが狙う。アンドラ-スペイン国境には検問があるのか。黒田は黒木とクルマでバルセロナの日本領事館へ。邦人保護という名目で黒木を預かる。
バルセロナには戸田恵梨香がいるのか。戸田はワンシーン出演。
黒木の勤める銀行はマネーロンダリング疑惑。黒田に国際テロ組織への不正融資が行われることを話す。銀行がマフィアみたいなもんなの?

そしてまた大スペイン観光ムービーが始まる。またしても黒田が頼るのは情報屋福山雅治。なにやらカタルーニャの祭りを取材。

またまた逃げる黒木メイサを追いかける。なぜに出向刑事がそこまでシャカリキに頑張る?目の仇のように黒田の介入を煙たがる?そんなに手柄が欲しいのか。やっぱり警察庁からの指示で隠ぺい工作のために動いてる組織の人間?巨悪はいたるところにいる。

スペインって歩行者の傍をそんな高速でかすめるように走ってくの?
で、街中で銃撃戦。怖すぎる。神足は黒田の機転で命を助けられる。

警察内部にもスパイが?そして舞台はアンダルシア。悪党ルカスの取引現場を押さえる!
黒田と神足はバディを組んで黒木を守りつつ敵の取引現場へ。

黒木がぜんぜん活きてないと思ってたら、ついに色仕掛けが始まるw やっぱりこいつは悪女か。だがそのシーンのBGMが合ってないだろうが。
黒田にも任務から手を引くよう指令。神足も巨悪政権中枢の歯車。
でもあのワイン樽シーンはダマすためのフェイクだろうなと思った。
「アマルフィ」に比べてマシな娯楽作。真犯人が自分から告白するのは日本の伝統芸でちょっと呆れる。

カッコつけてスカしてるエリート外交官とインターポール刑事がちゃんちゃらおかしい。反感しかないw 
黒木メイサは銀幕に映える存在感だった。こういうエキゾチックな顔の女優は世界で需要がありそなものだが。

主題歌はまたしても IL DIVOが歌う「TIME TO SAY GOODBYE」

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