2022年3月10日木曜日

ブレードランナー 2049(2017)

続いて「ブレードランナー 2049」(2017)を見る。コロンビアピクチャーズ制作で配給はワーナー。日本での配給はソニー・ピクチャーズ。
やっと重い腰を上げて観る。ブレードランナー(1982)の続編。前作から四半世紀。ずいぶんと月日が流れた。映像制作における技術が格段にUPしての続編。
制作はリドリー・スコットで監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。脚本はハンプトン・フィンチャーとマイケル・グリーン。

今作の主人公のネクサス9型レプリカントK(ライアン・ゴズリング)はロサンゼルス警察 (LAPD) のブレードランナーとして同じ種類の人間を狩る。農場を営んでるレプリカントを殺す。この主人公もレプリカントということで差別されてる。

心いやすのは自宅の可愛らしいメイドジョイ(アナ・デ・アルマス)。この女優はキューバ出身なのか。「007」最新作にも出演して話題の美人女優。

2049年カリフォルニアの農地風景がすごいことになってる。ロサンゼルスの街が雨に煙るディストピア都市。未来の地球環境が絶望的。
Kは庭に埋められていたトランクを発見。中身は女性の遺骨?30年前に死んだレプリカントのもの?骨を調査すると帝王切開によって出産した形跡?
レプリカントが妊娠出産したことは由々しき事態。Kの女上司は何も見なかったことにしてすべての痕跡の消去するよう命じる。

Kはウォレス社を訪ねる。ウォレス社の社屋のデザインが前作を踏襲してるけど革新的。まるでメソポタミアの神殿。
遺骨は2019年に逃亡したレプリカントのレイチェル?あのリック・デッカードと一緒に逃げたレイチェル?
ウォレス社長はレプリカントの生殖技術が欲しい。レプリカント秘書のラヴはロス市警に潜入しレイチェルの遺骨を盗み出す。そんな簡単に人を殺すな。

Kはおもちゃ馬の刻印の記憶で混乱。自身の出自に迫っていく。
子どもたちを働かせてプリント基板から部品を取ってる?無菌室の記憶作家ステリン博士による真贋判定?オレンジ色の空のゴーストタウン廃墟のラスベガス?いろいろと映像イメージがすごい。

開始90分以上経ってようやくデッカード(ハリソン・フォード)登場。当たり前だがすっかりお爺さんだ。
殴り合って酒飲んで、レイチェルのことを話して、そしてウォレス一味に拉致連行される。
今回の敵キャラレプリカント・ラヴはKの上司も殺害。最愛の相棒ジョイも破壊消滅。
レプリカントたちのレジスタンス組織だと?子どもの安全のためにデッカードを殺す?Kはラヴとデッカードを襲撃。

人間は未来になっても差別つくって殺し合う殺伐地獄なのか。あんまり暗い未来ばかり描いてるとさらに少子化するんじゃないか。

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