飯能市にある竹寺(天台宗八王寺)に初めて行く事ができた。友人と紅葉見物ドライブがてら。
以前、秋から春にかけて毎週のように東京近郊の山にでかけていたことがあった。ここもそのとき行く候補先だったのだが行かないままだった。
暗いうちに出かけ朝6時台に到着。当然われわれふたりだけ。ここまでたどり着くのに車1台がやっと通れる細い林道山道。ラスト付近には3分待たないといけない自動信号機がある。車がすれ違えるポイントがまったくないので。飯能市はちょっと郊外で大秘境。道が細くアクセスが最悪。そんな場所なのに数件の集落が点在していて驚く。
竹寺へのハイキングコースを歩いて登ってくるとこの光景と出会うんだろうと思う。海抜490m。天安元年(857年)に円仁(慈覚大師)が開山。
竹寺へのハイキングコースを歩いて登ってくるとこの光景と出会うんだろうと思う。海抜490m。天安元年(857年)に円仁(慈覚大師)が開山。
御本尊は牛頭天王。竹寺は山奥で神仏習合を守ってきた寺。
その牛頭天王さまを祀る本殿。事前にまったく計算してなかったのだが、12年ごとの丑年大開帳のその年。本殿の中に上がり込んで本尊を拝むことができた。(内部はもちろん撮影禁止)
御本尊から伸びる五色の紐をつかんで結縁。
ちなみにこの社殿は江戸期(明和年間)のものだったのだが、平成11年に火災で消失。15年に再建。なのにたった十数年で屋根の具合が味わい深すぎる。
飯能は秘境すぎる。まだまだ知らない霊場が存在する。訪れる事ができてよかった。朝6時台だったので誰もいなくて雰囲気があった。
0 件のコメント:
コメントを投稿