2021年11月18日木曜日

山下美月「じゃない方の彼女」(2021)

山下美月めあてでテレ東10月期ドラマ「じゃない方の彼女」を見てる。秋元康の企画プロデュース脚本ドラマ。

主演は日本史准教授濱田岳。妻と娘がいてリアルに幸せをつかんだ階級。この時点でこのドラマにリアルを感じない。

この男の元に同じ大学の学生(心理学科)があざとくちょこちょこ色仕掛けで迫ってくるという、さらにリアリティのない設定。
なぜに今、不倫をPOPに描くコメディーが?もっと気軽に楽しく不倫を楽しもうよ!というメッセージ?!そんなドラマ、深夜といっても見る人いるの?
そもそも出会いの場がスーパーの階を移動するエレベーターにふたりきりで閉じ込められるという設定に違和感。若い女性が中年男性と暗い密室に数分閉じ込められたら、国によっては巨額の慰謝料請求訴訟になる。警備のおじさんが下卑たようなおかしなテンションで「すみませんね~」で済むか?このふたりが爽やか市民でよかった。

そして女子大生美月は去り際に、男の脳髄に刷り込むような最高の笑顔を、扉の閉じ際に送り込んでくる。あざとさに笑うしかない。
で、その後に偶然に何度も出会いすぎ。この女子大生が天然小悪魔という設定だが、学生と同じ大学の准教授という間柄を超えるような馴れ馴れしさで迫ってくる。何か別の意図が?と思わずにいられない。
先生はわりと常識人で弁当つくってくるような出過ぎたマネはたしなめるのだが、「あ、コーヒー」と先生の飲みかけ缶コーヒーを間接キス飲みしたときは悲鳴w
ナニコレ?ハニートラップか何か?さらに夜の路上でキスしてきたり、男の家族にも迫ってきたり、見てる側はほぼ毎回悲鳴。あざとい天然を超えている。(男は日本史の先生なのでハニートラップで奪うような情報はない。)
そしてちょっと関係が気まずくもなるのだが、居酒屋で一緒になり、つい飲みすぎて…
朝目が覚めると同じベッドで寝ている?!という「モテキ」で見たようなベタ展開。
男はパンツ1枚の裸で寝てるのだが、女はキャミ姿。これも何か睡眠薬でも仕込まれたか?

こういうの男の夢かもしれない。だからこそ女性視聴者は気持ち悪さしか感じないドラマではないのか?コメディーテイストであっても無理だと感じないか?
山下美月めあてで見てる若い男性もキスシーンとか見るのも嫌だし苦行。

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