ヨーロッパ企画による戯曲を本広克之監督が映画化した「サマータイムマシン・ブルース」(2005)を見た人にとっては懐かしく新鮮な驚きのタイムリープSFものオムニバス短編ドラマがフジテレビで10月8日に放送された。これは「サマータイムマシン・ブルース」の続編、分岐、並行世界だという。
自分が注目したのは上白石萌歌主演の「リマインド」。
ちなみに上白石はヨーロッパ企画の「続・時をかける少女」という舞台(2018)に主演したことがある。
書店で同じ本を手にとりぶつかり男女が出会う。「刹那に恋に落ち、輝く季節を駆け抜ける」。そして喧嘩して別れるw
で、なぜか出会う前の分岐点にタイムリープ。これが何度方法を変えてもやっぱりこの男と出会ってしまう。だがそれは……という短編。
面白かった。上白石萌歌は個性的な風貌をしていて声質も良い。東宝シンデレラだったあの子がいつのまにか21歳になっていた。そして、久保史緒里(乃木坂46)主演の「乙女、凛と。」
久保も舞台「夜は短し歩けよ乙女」でヒロインを演じてヨーロッパ企画と関わってる。
先斗町で友人と飲んでいたら、ちょっと未来の自分とスマホで会話するようになる話。これもとても短い。急に別れの時がやってきて「えっ?」って驚く。だがヒロインの気持ちの切り替えも早い。そして味わい深い。
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