「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」(2020 日本テレビ、ワーナー)を見る。中山七里の原作小説(自分は未読)の映画化。
監督は深川栄洋。脚本は川﨑いづみ。この監督の映画はまだ1本もいいなと思える作品がないのでちょっと不安なまま見る。主演は綾野剛だが、北川景子めあてで見る。
主人公犬養隼人(綾野剛)は子どもとオセロゲームに興じてる。保育園?全員パジャマだから病院か。負けそうになると盤をぶちまける。娘の沙耶香(田牧そら)からダメだし。
田牧そらは「AI崩壊」でも重要な役をやってる。今年はWOWOWで主演ドラマもあった。注目度が増している。
犬養を迎えにやって来たパンツスーツ姿の女高千穂明日香(北川景子)。北川景子、初登場シーンからスタイルがいい。すごく痩せてる。
オープニング映像があってテレビドラマっぽい。
こどもからの通報。お父さんが殺された。綾野・北川両刑事がバディとなって現場へ駆けつけると火葬場。子に話を聴く。いつもと違う医師がやってきたら、末期がんで自宅療養中の父は急に死んでしまった。
犬養刑事は母親から遺体を奪うように司法解剖へ。体内から異常な量の塩化カリウム製剤が検出。近所の防犯カメラ映像から子どもの証言の通りに2回医者が来ていたことが判明。どうやら、安楽死を請け負った医師がいる?この医師は誰?
警察が追いかける「ドクターデス」の正体が最初から柄本明だと明かされてるのなんなの?これ、サスペンスなの?
ドクターデスの闇ホームページ上にコメントを残した人々を当たると、実際に家族が死んでいる。しかし遺体はすべて火葬済み。証拠がない。
薬物注射による殺害を依頼した家族に話を聴いてドクターデスの似顔絵を作成するも、それぞれの証言がバラバラ。似顔絵がまったく似ていない。
本人も家族も安楽死を望んで依頼したのなら被害者はどこにもいない。誰も警察に協力しようと思えないわな。
北川刑事がすごくキレイ。こんな刑事いない。綾野刑事に対してかなり当たりが強い。扱いが粗雑で粗暴。
居酒屋でいきなり奇声をあげる北川景子。最後に食べようと取って置いた焼き鳥を綾野に喰われたから?余計なことで視聴者を驚かすな。なんなのこの刑事ドラマ。
一歩ずつ犯人に迫っていく刑事ドラマのサスペンス感がまったくない。生と死のヒューマンドラマ系刑事ドラマ。見ていてまったく意外性が感じられない。北川景子が美人だということ以外に見続ける推進力のようなものがない。これはつまらない…。
と思ってたら、途中から真の容疑者が入れ替わる展開は映画として最低必要なサプライズ。これはネタバレしてはいけない映画。以後、あまり語れない。
安楽死を正当化してた犯人がブレブレでどうする?と思ってたら、事件の全体図自体が根本的に違ってた?やまゆり園の植松みたいなやつだったのか?!病気に苦しんでる人に「家族の負担になるな」と自ら死を願うように暗示説得?
安楽死に対して高尚なメッセージを発信する行動と見せかけて単なに安らかな死に顔を美しいと感じるサイコパスかよ!
病院というものは白衣を着てうろついてるだけでは医師になりすませない。そんな病院はゆるゆるすぎる。
この女はなんだ?その活動資金はどこから?資産家か何かか?
とにかく、子どもから目を離すな。親は判断力もつかない子どもにスマホを持たすな。子どもが勝手に病院の外に出て拉致されるのを防げない病院とかなんなの?スマホ持ってるなら警察から照会すればすぐ居場所わかるだろ。すぐにSATを急送しろ。ひとりで解決しようとするな。すぐにそいつの頭を撃ち抜け。綾野無能。北川有能。
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