これ、レビューが酷評だらけ。だが、人によっては面白いという意見も聴く。冒頭から血みどろのだるまさんが転んだゲームをやってる。
動いた者はもれなく頭を吹き飛ばされ血が吹き飛ぶ。教室内でたった一人のゲームの勝利者のみ生存。福士蒼汰が恐れおののきながらも唯一人生き残る。
たぶんシュールなマンガであるイメージがつく。長めのコントとして見れば十分面白いに違いない。
山崎紘菜が見たくて見た。東宝芸能の山崎紘菜が金髪長身スリムで顔が怖い美人。自分は以前から好き。
神木隆之介が「学校のカイダン」と同じような質感。染谷将太は福士の友だちだがあっという間に死んでしまう。
体育館で生存者たちのデスゲーム第2戦スタート。今度はまねき猫の首に鈴をつけたら終わるゲーム。よくこんなシュールなバカ映像を117分もつくる。感心しかない。
これを演じて若手俳優たちは自分たちは何をやらされてるんだ?と不安にならなかったか。
第3デスゲームは白い立方体の中でこけしとかごめかごめゲーム。後ろの正面だあれ?当てられないと八つ裂き惨殺される。
ここで優希美青が登場。福士と優希は2013年「あまちゃん」にも出演していた。
第4ゲームは白熊から嘘つきを生け贄に出せという指示。何なん?敵化け物の声がむかつく。
最初は造形が新鮮で面白かったけど、だんだんウザくなってきた。
最終ゲームはマトリョーシカ缶蹴り…。もういいよ。
そして発狂のバッドエンド。高校生たちを理不尽に殺していく荒ぶる神?いや、神じゃないだろ。サイコパス神。
なんでこんなクソマンガを映画にした?将来のある若い俳優たちになにやらす。大森南朋とリリー・フランキーは何なん?これはお笑い芸人のショートコント集で見ればいい。
酷評が多いようだが三池崇史に責任はないように感じた。可能な選択肢からこういう結果を産んだ三池崇史はむしろ偉大かもしれん。不条理残酷ホラーの目的と期待には応える仕事をしている。
こんなマンガを描くやつとこれを映画にしようと思ったやつが悪い。こんなふうに人類を選別したいという思想を持っているのかもしれない。
この酷い世界では、求職者学生を選別すること自体を楽しんでる企業経営者がいる。内定者を自殺に追い込む採用担当がいる。この映画は時代を先どってたのかもしれん。
こういうやつらは早いとこ排除しておかないとナチスや山ゆり園のようなことが再び繰り返されるかもしれない。
もう二度と見ないかもしれない。2014年度最大のカルト映画かもしれん。
こういうやつらは早いとこ排除しておかないとナチスや山ゆり園のようなことが再び繰り返されるかもしれない。
もう二度と見ないかもしれない。2014年度最大のカルト映画かもしれん。
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