2020年7月19日日曜日

柴咲コウ「メゾン・ド・ヒミコ」(2005)

柴咲コウオダギリ・ジョーが主演した犬童一心監督&渡辺あや脚本の「メゾン・ド・ヒミコ」(2005 アスミックエース)を見返した。
これ、当時はけっこう話題作で評価も高かったと記憶している。自分はDVDが出たとき1回見てる。それ以来見返す。音楽は細野晴臣

小さな塗装会社で事務員をつまらなそうにやってるヒロインが柴咲コウ。
このムッツリして暗いヒロインを演じる柴咲コウはたぶん撮影時23歳ぐらい。乃木坂で言ったら白石に相当するような、ちょっと顔の怖い美人。眉毛太い。

縁を切ったはずの父は元伝説のゲイバーママ(田中泯)で末期ガン。自分が田中泯を初めて知ったのはたぶんこの映画だった。
オダギリが柴咲の職場までやってきて父のいる老人ホームで働くように説得。このオダギリ(オダギリ)が手足が長くて細美でスーパーハンサム。

ゲイ、ニューハーフの老人たちが厚化粧で必要以上に気持ちわるく誇張して描いてる。
ヒロインも嫌悪感まるだし。これだと仕事も嫌だろうと思う。

この老人ホーム周辺の住民からも怪訝な目で見られている。ゲイの大学生が裸で海辺で遊んでるとか。
ゲイ同士が共同で住んでいると風紀が乱れているように思われるに違いない。クソガキ中学生男子たちもからかいにやってくる。

自分がこの映画で覚えていたのはオダギリがホームのパトロンじじいとのセッ〇スを柴咲に話して「サイテー」と罵られるシーン。ゲイオダギリが西島秀俊になんとなく探りを入れるシーン。
そして西島秀俊の若社長。ヒロインとの行為のとき「なんで声出すのガマンすんの?」というシーン。

突然アニメや突然バニーガール仮装、ダンスパーティーシーン。笑い要素と娯楽作品要素は好きじゃない。

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