2020年6月24日水曜日

星泉「セーラー服と機関銃」(2006)

長澤まさみがTBSドラマ「セーラー服と機関銃」(2006)に主演したときに、主題歌のシングルCDをビクターエンタテインメントから、星泉名義でリリースしたことはまさみオタなら知ってるだろうと思う。

昨年末、半額セール中のBOの棚を物色していてこのCDを見つけた。100円の値札がついていたので半額の50円でゲット。

自分、このシングルをすでに持っているので2枚目を手に入れた。2006年の発売直後に同じくBOで中古で手に入れたものがある。だが、1回聴いただけで以後全く聴いてなかったw iTunesにも取り込んでなかった。
ただタイトル曲1曲の別Ver.が3Track収録。このシングルはDVDつきのこの盤しか存在しない。
今回初めて取り込んで聴いてみた。ほぼほぼ80年代アイドル歌謡のクオリティ。来生たかお氏によるこの楽曲も自分はそんなに好きじゃない。
まさみは近年ミュージカルで力強い歌唱を聴かせている。歌の上手さは十分に世間に知られている。だが、このCDの存在は忘れられている。この当時のまさみ歌唱と今現在のまさみ歌唱はレベルが違う。

このCDは2006年当時19歳で人気絶頂だったアイドル女優が出したにしては全然話題にならなかった。だがやっぱり一定の枚数は売れたらしい。なので今、中古で容易に見つけられる。おそらく相場は100~300円ぐらい?
これが出た当時何に失望したかというとそのMV。肝心の長澤まさみが最後にちょこっとしか出てこない。
しかも天気の悪い日に遠くから望遠で、なんとなく街角にたたずむまさみを撮影したもの。画角的にも何か意図があるのか?よくわからない適当に一発撮りしたようなクオリティ。ローコントラストの冴えないSD画質。
なんとなくその場にいたような一般素人っぽい女子高生たちが次から次へと映る。誰一人かわいい子がいないw
まさみ目当てでこのDVDを見た人は相当にイライラさせられただろうと思うw まるで90年代ブルセラビデオ。

肝心のまさみですらそれほど可愛く見えないという、とにかく失望クオリティのシングルCDだった。
まさみは以後一枚もCDを出さなかったし、歌う事にも興味を示さなかった。このCDのプロモーションもほとんどやらなかった。

それが2012年「分身」、2014年「若者たち」、2017年「SING」では劇中で歌ってしまう。2017年にはミュージカル「キャバレー」の主役に挑戦してしまう。本人は歌う事自体は好きだったんだな。

というわけで、この「セーラー服と機関銃」というCDは持っている必要を感じない。長澤まさみのことなら何でも知っていたいという重篤なファンにしか薦められない。

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