2020年1月22日水曜日

くるり「everybody feels the same」(2012)

くるり「everybody feels the same」(2012)がそこに100円で売られていたので救出してきた。(しかも半額セールだったので50円で)

このシングル曲はつい最近の曲だと思ってたら、もうすでに7年前という事実に驚いた。
この曲はわりと近年のくるりライブ定番曲らしい。4曲入っててDVDもついていてこの値段はしのびない。(これ、Amazonで新品で買っても298円だ)

くるりを「ばらの花」「ワンダーフォーゲル」ぐらいしか知らない人にはジャケットに見慣れない人がいるかもしれないが2011年に新加入したファンファン(トランペット)と吉田省念(ギター、チェロ)だ。
ちなみに吉田省念は在籍わずか2年でいなくなってしまった。自分はフェスで数回見たはず。

くるりの歌詞はよく意味のわからないものも少なくないのだが「everybody feels the same」を聴いてると角栄とSPEEDIという言葉が聴きとれて「おや?」と思う。曲はアップテンポだが歌詞にはどこか哀しみのようなものを感じる。
岸田はハッキリとは言ってないが時期的に完全に福島のことが念頭にあったはずだ。くるりには相馬のことを歌った歌もある。調べてみたらそれに気づいてる人も多かった。

ちなみに、この曲は発表直後から冒頭ギターリフイントロがA-Punk/Vampire Weekendとの類似が指摘されている。自分もほぼ同じだと感じてる。

2.o.A.o 3.my sunrise 4.ペンギンさん という曲がC/Wされている。2と3は「坩堝の電圧」に収録されているのでそれほどありがたくもない。4.ペンギンさんは今回初めて聴いた。

DVDは2012年2月から5月までの韓国ソウルでのレコーディングドキュメンタリー。
街中を歩く姿が寒そう。スタジオでは大きな笑い声と真剣な顔のレコーディング。高田漣の姿も見える。

そして小さなライブハウスyonago AZTiC laughs での2012年5月30日ライブテイクからhometown, continental, everybody feels the same の3曲。

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