2020年1月21日火曜日

乃木坂46「ジコチューで行こう!」(2018)

もうシングルCDはたとえ100円であっても買わないようにしていたのだが年末に安さに釣られ、またごっそりと買い求めてしまった。
これからしばらくCDを聴いた感想記事がつづくかもしれない。その前に、一昨年BOで100円で買って未開封のまま放置していた2018年8月リリースの21枚目シングル「ジコチューで行こう!」通常盤があったので聴いてみる。やっと開封してパソコンに取り込んだ。
自分が乃木坂を初めて認識したのが2016年初春ごろ。そこからありとあらゆる情報を追いかけて歴代シングルはセンターと選抜のフォーメーションが曲名を聴くと頭に浮かぶほどになっていた。
だが、2017年の19枚目「いつかできるから今日できる」あたりから前後関係とか選抜メンバーとかさっぱりわからなくなった。これ以上乃木坂知識を貯め込んでも何の役にも立たないとわかったw 「ジコチュー」も完全に忘れていた。

ちなみに通常盤歌詞ブックレットには絢音、井上、優里、新内、星野、高山、若月のポートレートがある。ジャケットのメンバーと同じである。
センターは齋藤飛鳥。20歳になるころ。もうこの時点で乃木坂は日本のアイドルの頂点だったし、さらにそのトップが飛鳥。
MVも今回じっくり見てみた。自分、この曲はほとんど聴いてなかったしMVも音楽番組も見てなかった。
お金があるからなのかMVをベトナムで撮影。これではロケ地オタは巡礼に行けない。
オルタナティブにどっぷり浸かった層には乃木坂の楽曲はCDで聴いても音質にそれほど満足できないかと思う。
秋元アイドル楽曲はアイドルたちの声のmixとトラックダウンには手が込んでいるように感じるけど、インストはとても平板。それはTrack02「空扉」もTrack03「あんなに好きだったのに」も同じ。
サビの「マ~イウェイッ!」って箇所が好きじゃないw 合いの手パート的な「ゼッタイ!」とかも好きじゃない。
それに「ジコチューで行こう」というタイトルも好きじゃない。自分が初めて乃木坂を見つけたとき流れていた「今、話したい誰かがいる」「ハルジオンが咲く頃」「君の名は希望」のような新鮮さは感じない。
それでもMVは西野がいて白石がいて、桜井、若月、衛藤もいる。山下、梅澤、与田、岩本もいる。そしてベトナム・ダナン観光PR動画にもなっている。ロケに参加できたメンバーは楽しかっただろうと思う。
太陽の下の飛鳥もステキだが夜の飛鳥も素敵だ。まるで70年代安保の女戦士のような雰囲気だ。こどもだと思ってた飛鳥がオトナだ。
日々ほかにいろんなやるべきことがあるととりあえず後で見ようと放置してしまいがちだが、アイドルはちゃんとその時にしっかり見て感じないといけないなと思った。
ベトナムの世界遺産ミーソン遺跡をバックに踊る乃木坂の映像がすごい。そして最後はビーチを歩く。ドローンを活用した映像。なぜかビーチには他に誰もいない。ひょっとすると貸し切り独占での撮影か?

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