これ、開始数分アニメなのだが、空をシロナガスクジラが飛び、ホゲーと声を発すると世界が実写世界になるという画期的な構造を持った映画。
主人公の少年と3D妖怪アニメたちだけが世界がおかしくなってしまったことに困惑する。
ケータ少年は自分の手を見て「どうなってんだ?!」と戸惑う。部屋を見て、自分を鏡で見て戸惑う。少年は自分に毛穴があることに戸惑うw
妖怪たちも街へ出てみると、道路のちょっとした窪みにつまづいたりしてパニック。
母親(三津谷葉子)を見て戸惑う。「へー、そんななんだ」w 父(戸次重幸)がゴルフの話をしていて違和感を感じる。
ガールフレンドのフミカちゃんの家に行ってみる。こっちも実写になっていて戸惑うけど、アニメ以上可愛らしくてケータ少年はポーッとなる。
あと、ジャイアン的な小学生役で澤部が出てて笑った。
黒島結菜はエミちゃんという中学生(?)役だが、出演シーンはほぼワンシーンのみ。
ネコよりイヌ派という事実にジバニャンが激しく動揺w
で、再び上空をクジラが飛び声を発すると世界はアニメへ変わる。クジラが飛ぶたびに世界がアニメと2次元を行ったり来たり。
実はこの世界をおかしくしていたのは、バレエへの夢を事故で断たれた入院中のカナミ(浜辺美波)だった。
自分、この映画を黒島めあてで見たのだが、浜辺美波は黒島の出演シーンより数十倍出演時間が長い準主役。
現実世界の住民浜辺はアニメの世界なら自由に空でだった踊れる。そんな少女の空想がクジラと邪悪な何かと結びついてしまった。このままではこの世界と妖魔界が破壊されてしまう!
この映画、自分の知ってる場所が出て来た。赤羽の岩淵水門だ。あと、「散歩する侵略者」にも登場した土浦の505モールも登場。
バレエの先生が武井咲でびっくりした。とてつもなく美人の先生だ。武井はたしかドラゴンズファンなので、あの青いコアラの妖怪がドアラに見えたに違いない。
エンマ大王が山﨑賢人。ぬらりひょんが斎藤工。そっちの世界までも実写化されてしまい本人たちが戸惑うも、自分たちの美しさを容認w
このころの浜辺美波が今とは別人なぐらいに顔がふっくらしてる。体型もふっくら。
でもってクジラの妖怪と邪悪浜辺とケータと妖怪たちの戦い。クジラ男がどうみてもエイリアンに見えるw
このアニメと実写のハイブリッド映画、「アニメを超える感動がある」というキャッチコピーに偽りなし!
なに、この異常な面白さ!これは子どもだけでなく大人が見ても十分に面白かった。広くオススメする。
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