2019年7月18日木曜日

北川景子「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」(2006)

「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」(UNIVERSAL 2006)は過去何度もBSやCSや地上波で放送されているのだが、日本でDVDが出たとき以来、12年ぶりぐらいに見返した。

久しぶりに見た理由?それは北川景子。当時の北川は19歳新進女優。いきなりハリウッド進出で話題を呼んだ。ハリウッドでフォトブックも撮ってきた。
ストーリーとはあまり関係のない脇役にしてはわりと出番がある。この映画で唯一の色白美少女。
ハリウッドのスタッフと俳優たちの中に単身飛び込んでの北川景子の雄姿!まだ女優として歩み始めたばかり。慣れない環境でよくがんばった。

これ、日本で広告を打ってたとき人気若手俳優妻夫木聡を登場させていたのだが、妻夫木は「GO!」の合図を出すワンシーンのみの出演。ティザー詐欺。途中でキャストが変わったらしい。

アメリカの高校が日本とは環境が違いすぎる。高校生が車を乗り回している。主人公は高校生とは思えないほど苦み走ってる。
ねっとり熱い視線を送ってくる女子生徒がまるでポルノ女優w 
スクールカーストの上位にいるガイが北欧系マッチョ野郎。あっちではアメフトがモテスポーツ代表。
こんな国の高校生と日本の高校生の間でコミュニケーションが成立するわけがないw

主人公は警察のお世話になってしまいハイスクールにいられなくなる。子どもがカワイ子ちゃんをめぐってカーチェイスをして車をぶっ壊し、建築中の住宅もぶっ壊す。親はいったいどれだけ損害賠償されるのか見当もつかない。たぶん治療費も。
未成年は引っ越せば少年院に入らなくていい?主人公がなぜか東京の高校へ。もう違和感しかない。
東京に住む父親の愛人(ワンシーンのみ)が真木よう子さんでびっくり。

アメリカが作る日本が舞台の映画は出演者とエキストラをアジア人ぽいかどうかを選考基準にしているので、日本人が見るとすごく居心地が悪いw どう見ても韓国系だったりする。「ヤクザだぞ!」ある意味正しく日本を理解してるのかも。

千葉真一の白いスーツ姿のマフィアのボスっぷりがすごい。

生徒たちがパソコンをカタカタさせながら教師の「源氏物語」朗読を聴いてる授業が謎。

基本バカ映画なのだが、渋谷交差点のシーンは当時も話題だった。すごくよくできてる。あんな撮影は日本ではできない。

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