2019年7月22日月曜日

乃木坂派(2013)

2013年10月に発売された乃木坂46初の写真集「乃木坂派」(2013 双葉社)を今になって手に入れた。

というのも、そこに500円で売られていたから手に取った。6年前の発売当時の定価は1900円+税。
ほとんど読まれた跡のないキレイな第一刷。500円の値札の下には1550円の値札が貼られている。この一冊はだいぶ在庫がダブついているようだ。

創業家メンバーによる初期の雰囲気を知ることができる写真集。
だが今や多くの初期メンバーが卒業してしまい、古参オタたちがどんどん離脱している。古本価格も低下傾向。

もう自分は乃木坂のことがよくわからない。4期生が入ってから特にそう。
乃木中は見てるけど、かつてのように何度も見ない。ブログも見ない。あとは歌番組で新曲をチェックするだけ。

この表紙にいる白石、松村、西野、桜井、高山、橋本。そして、清純派代表の生駒、生田の8人がメインの写真集。
パラパラとめくってみてびっくりした。あとのメンバーはその他扱いw 残酷だし酷い。はたしてこれでグループとしての一体感が保てる?

このメンバーで感心あるのはもはや西野しかいない。今回自分は可愛い西野が見たくてこの写真集を手に取った。カワイイと感じるカットはあまりなかったけどw
自分は今も橋本が好きだけど、ムリしてアイドルしてるものでなく、美人で綺麗な橋本が見たい。
これが発売された時点でシングルは6枚目「ガールズルール」まで出ていた。発足当初、「コンセプトがないのがコンセプト」だった乃木坂は、5枚目「君の名は希望」でようやく乃木坂カラーを掴みかけたのだが、まだまだ試行錯誤の段階。

SME今野義雄の焦りが感じられる。AKBという金の生る木を取り逃がし、なんとかAKBに匹敵するアイドルグループ育成にもがいていたころ。

この時期の乃木坂はまだAKBという成功体験の影響から逃れられていない。差別化がついていない。スカートの丈が短い。下着まがいの白い水着に制服のシャツ姿の少女たちがプールで遊ぶ。
白石、松村あたりはがんばって張り切って、爽やかなお色気サービスショットに勤めている。

キレイな衣装をヒラヒラさせてゆらゆら踊る乃木坂イメージは、自分のみたところ、「何度目の青空か?」「命は美しい」「今、話したい誰かがいる」「ハルジオンが咲く頃」で確立。

先日の24枚目シングル選抜発表はもはや何の関心もなかった。4期生が3人フロントに入って18名。結果を知って怒りの感情しかない。

一流レコード会社の取締役今野にとって少女たちはつねに自分のビジネス感覚と趣味で選抜する対象。これまで多くの少女が傷つき自分に見切りをつけて去っていった。彼女たちの気持ちがわかっていない。
2期生は欅坂に入ればこんな目にあっていなかった。経営者の都合に振り回された。もう選抜なんてやめてしまえ。

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