2019年5月16日木曜日

長澤まさみ「50回目のファーストキス」(2018)

長澤まさみ「50回目のファーストキス」(2018)を見る。重い腰を上げてやっと見る。
昨年の6月に公開された映画。番宣番組でまさみと山田をたくさん見た。あれからもう1年経つのか。

まさみにとってセカチュー以来の難病美少女映画。(美少女?)
主題歌も平井堅。それなのに、なぜ福田雄一にリメイクを任せた?小泉徳宏とかじゃないのか?普通。

正直見たくなかったw 最愛のまさみが男と何度も何度もキスをする映画など見たくない。
ドリュー・バリモア主演ラブコメ映画のリメイクらしい。なんとなくタイトルは聞いたことがあったような気もするけど、自分が見たいと思うような映画でないのでビジュアルなどまったく知らないままだった。

山田が初めてまさみと出会うカフェ朝食シーン。まさみの肌が陽光で白く跳んでる。これこそが恋と出会うときの色合い。
まさみの美貌と可愛らしさと圧巻のショートパンツ姿はハワイの太陽の下でこそ映える。
まさみは30歳なのだが、今でも20歳ぐらいだと自分は思っている。他の若いグラビアアイドルとかぜんぜん関心もない。まさみしかこの世界に執着するものがない。まさみは天使。

まさみは黒髪でこの長さのヘアスタイルにTシャツ姿が一番似合う。意外に白い。おそらく相当に日焼け止めを塗りたくったに違いない。
事故で脳に障害を負い、眠るとその日の記憶が失われるヒロインとの交際を描いている。毎日が初対面。まるで「掟上今日子」。

父と弟がテレビとインターネットとスマホを情報操作。パイナップルと新聞で悲劇を表現。月日の経過が分かりずらいのはハワイの気候ならでは。

山田は同じ出会いを繰り返す。少しずつ状況を変えるのはコントを見ているよう。
まさみはこのヒロインのように会う男にはいつも警戒感と不信感まるだしでいてほしい。
ムロを金属バット振り回して追い掛け回すまさみに笑った。

山田の男性ホルモンが濃い。山田は日本人旅行客を食うナンパ男だが、実は優秀な宇宙物理学者。なんだその設定。いったいいつ論文書く研究とかしてる?
開始70分ごろから相互に理解が深まりキスシーン連発。「ファーストキスって最高!」まさみのキスを見るのがつらい。自分はまさみはまだリアルライフではファーストキスをしていないと信じてる(笑)。

山田の作ったビデオメッセージを見て、自己の運命を知り涙をこぼすまさみが美しい。美人すぎてつらい。

米オリジナル版は下ネタ連発らしいのだが、福田リメイク版は下ネタが少ないので女性視聴者にも好評。

太賀とムロと佐藤二朗が何やってんの?って自由さだが、福田の過去作にくらべたらそれほどウザ目立ちはしてなかった。太賀のゲイネタって必要?

山田の職場の同僚が山崎紘菜(まさみと同じ東宝芸能の後輩)。気が強そうに見えて実はひそかに山田が好きで切なかったりする。ビーチで山崎のビキニシーンがあってびっくり。(まさみはもちろんない)

グラサンまさみのかっこよさとイイ女っぷりが異常。
ラストは「そのときは彼によろしく」も連想。
いきなり子供がいるシーンは怖かった。ひょっとして次に目が覚めたら山田が老人になってるんじゃないかと怖かった。

困難と制約がありつつも幸せという誰しもが望む結末。画に描いたような空想上の幸せ感がする。
85点ぐらい与えられる。キスシーンは見たくないけど、まさみ鑑賞目的なら素晴らしい出来。福田雄一にしては真面目な仕事。

日本はクソ暑いしクソ寒いし、じめじめ黴臭いし、どこも人込みだらけだし、他人の視線から抑圧されてばかりだし、何も良いところがない。東京の若者は自家用車も持てない。
ハワイのスカッとした空と海とパイナップル畑の風景が爽快。なにもかもがうらやましい。

そして明日5月17日から、まさみ主演の劇場版コンフィデンスマンJP公開!

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