2019年2月9日土曜日

上九一色村

一年で一番寒い時期に友人と山梨方面にとある目的でドライブに出かけた。そのとき上九一色村にいい感じの郵便局を見つけた。
上九一色郵便局の建物。まるで大正時代。何かのロケにでも使ってほしい。
こういうものがちゃんと保存維持されている苦労をしのぶ。
この郵便局のある集落が道がとても狭い。日本の村は村内の道路を拡張しようとはまるで考えないらしい。
我々はこの集落のはるか低い場所を走っている広い車道にちょっと車をとめて、坂を上ってたどり着いた。
畑の向こう側に何か高札が見えた。だが、そこまで行く道がない。しかたなく幅50センチほどのあぜ道を歩く。どうやらこの地を支配した一族の墓らしい。

自分は「いい感じに寂れた村」を見るといつも「金田一さんが歩いていてほしい」と想う。この村もそんな感じだった。
上九一色村というと、ある年代以上の人はみんな否応なくある事件を思い出す。でも、いい意味でだいぶ風化したんじゃないか。

2 件のコメント:

  1. ここも芦川町も素敵なところですねぇ。
    暖かくなったらフィルムカメラ持って散策したい♪

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    1. 山梨方面はまだまだいい感じの村が残ってます。

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