乃木坂46の生田絵梨花さんは2011年夏、14歳でオーディションを経て乃木坂46に加入したのだが、それ以前に子役ミュージカル劇団に所属し舞台に立ち、なんと主演映画まで作られていたことを知ったときは驚愕した。
自分が乃木坂をやっと認識し始めたのが2016年1月。最初の契機はYOUTUBEでGLAYを熱唱する生田さん動画を見てから。すごい子がいるな…と、どんどん乃木坂動画を漁っていった。
ほどなくしてこの映画の存在も知った。生田さんは池上花衣名義で出演していた。乃木坂オタには常識として広く知られていることだ。
2018年年末になってやっと初めて見た。おそらく低予算ホラーなので暖かい目で見守るように見たい。
教師役で出演している人はおかもとまり。おそらくこの映画出演者で世間に名前を知られていたのはこの人のみ。
自分の記憶だとこの人は広末涼子のそっくりさんネタでバラエティとかに出ていたアイドルタレントではなかったか?(いったい今なにを?)
冒頭、それっぽい怖いBGMをバックに、団地内の道をハアハアいって走ってる生田さんの後ろ姿をカメラが追う。どうやら狂った女に追いかけられているようだ。
そして話はヒロイン柊花子が転校してくるシーンへ。
担任と転校生がファーストコンタクトがあんな場所なのがまず違和感。
すっごい少子化クラスw それどころか全校生徒がこの数名しかいない。とても舞台演劇感がする。
話しかけてくる女どもが嫌味のする質問をしてくるのだが、柊さんも厚い壁をつくる。「感じ悪い。ああいう子には罰を与えないとね」
イジメを感じた担任おかもと、同僚に相談するも相手にしてもらえない。「長い歴史があっても解決できない問題を私たちで解決できるわけないじゃない」「生徒間の問題にかかわらないほうがいい」学校の先生なんてこんなもの。
柊さんの母親は頭がおかしくなって人を殺した!という情報を知った女子生徒たちはネチネチと柊さんをイジメる。日本のどこかで実際にあるかもしれない風景。
トイレのドアが時空を超えるワープホールになっているようだ。トイレに引きずり込まれた生徒は柊家の殺人現場へと移動。これがよくある三面記事再現映像。イジメをするような生徒には恐ろしい目にあってもらわないと。
ビギニングというからには都市伝説としての「トイレの花子さん」の始まりを描いているに違いない。するとこれは昭和50年代ごろを描いているのかもしれない。
90年代から始まる日本ホラーの伝統?悪霊が真っ黒だ。
ホラー映画としてあんまり評価は高くないようだが、自分はわりと楽しく見れた。
「トイレの花子さん」を「サスペリア」みたいにしなくてもいい。
音楽がわりと力作だなと思いながら見ていた。音楽は加藤久貴という人が担当だ。この人は今も映画音楽の第一線で活躍中。
生田さんもこの映画を見て、「このままじゃダメだ」と感じたからこそ乃木坂オーディションを受けたに違いない。
その選択は今のところ正しかったと思う。ミュージカルの舞台にも主役級で立つことができている。今の生田さんのほうが断然美少女。写真集ほしい。
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