2018年9月6日木曜日

八王子の遊郭跡

日曜日、友人に誘われて八王子にある「カキノキテラス」さんを訪れた。古民家を利用した欧風カレーのお店。
自分はまったく知らずに行ってみたのだが、この店が大人気店。11時30分ごろ着くと、15人ぐらい並んでいて、しかも予約して20分ぐらい経ったらこちらから連絡するとのこと。
お店の周辺を20分ほど散歩して、さらに10分ほど待ってようやく「山形米沢豚のカツカレー」にありつけた。
全テーブルが人で埋まる。3人の女性スタッフがフル稼働で、とても気持ちのよい接客をしてくれる。
テラス席もある。蚊取り線香がところどころ置かれている。
ところで、このお店のある八王子市田町という場所だが、この街を一目見てもしや…と思った。
元横山町から田町方面を見る。そこから道幅が突然広くなってる。
調べてみたらここはまさにかつて八王子遊郭があった街だった。おそらくこの辺りに遊郭の大門があったらしい。
幕末から明治、八王子は蚕と生糸の集積地として栄えた。羽振りの良い仲買商人たちが遊んだ場所らしい。もともとは横山町にあった遊郭が、明治30年八王子大火で、田んぼだった場所へと移転。昭和33年の売春防止法施行による赤線廃止によって遊郭は消滅。
とんでもなく古いアパートとかあった。もういつ朽ち果てて崩壊してもおかしくない建物だ。
八王子にはまだこんな木造アパートが現存していたんだな。
ここはまだまだ昭和な風景。
倉庫があったのだが、そこにある煙突がなんのためにあるのか不明。

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