YUI時代もこれぐらいがんばってくれれば…。あの当時、毎日ぜんぜんYUI情報がなかったｗ YUIはきっと疲れているんだろうと、そんなことは期待も求めもしてなかった。
では、またラジオ番組にゲスト出演した放送分が４つ貯まったので、後世の研究者たちのために要点をまとめる。
まず4月18日放送、yui,mafumafuが出演した名古屋ZIP-FM「LACHIC CENTURY SESSION」
- 歯並びの話から番組スタート。ゆ「歯は毎日磨いてます」ま「歯ブラシ3本あります」
- まふまふさんは字がキレイ！まふまふ「元理系です」
- 今の音楽は結成時は決まってなかった。yuiは最初「ファンクしたい」とか言ってたｗ ファンクの意味をよくわかってなかったｗ 音楽性とか考えてなかった。
- ゆ「まふまふに声を掛けた理由は音とフレーズとリズム感」
- ま「yuiは純粋な音楽好き」
- ゆ「最初の私にあったのは”破壊”だったと思います。固定概念みたいなのがあったので。」「以前は自由と不自由のテーマを行ったり来たりしていた」「むらじゅんにグーで弾いて！みたいなことを言っていたｗ 最初の頃メンバーはキツかったんじゃないかな」
- ゆ「さっちゃんには歌を邪魔してもいいから面白いフレーズを叩いてみてって言った」
- ま「自由であるためには何かを壊さないといけない。むやみに壊すと音楽ではないかもしれない。人に伝えるには愛、やさしさ、思いやりが必要ではないか」
- ゆ「まとまらない良さがあるみたいなことかな？」「まだまだ模索中。成長過程。」
- 「パワフル」をON AIR
- ゆ「パワフルはセッションで作った曲。主張がある音楽はたくさん作ってきた気がするけど、空間として楽しめる音楽を作ったことがなかったので挑戦してみたかった。」
- 「命」はみんなたまたま同じ曲（洋楽）を聴いていて、去年の夏ごろ作った。アレンジャーさんも近い感じで作った。
- 「日常」が最後がいいって最初から言っていた。
- もっと売れ線のサーフミュージックみたいな曲をやりたいっすねｗ
- このメンバーで音を出すとこうなっちゃう。なんでこうなったのか不思議っていう。
- たまにぶつかることがあるけど、話し合って、じゃんけんしてｗ
- ま「楽曲という意味では踊りが一番バンドとしてのノリ」
- ゆ「時計はベースがめちゃくちゃキツイ」
- 「時計」をON AIRしてお別れ
つづいて4月27日放送のyui、sacchanが生放送ゲスト出演した札幌のAIR-G 北川久仁子のbrilliant days×F にZepp札幌公演の翌日の出演。
- 番組パーソナリティーの声が出ないというトラブルを気遣うyui
- 昨日のライブは最高でした。北海道の人はシャイというイメージがあった。バンド的にノリづらいけど、集中して音を出していたのがお客さんん伝わったのかも。
- さっちゃんの亡き母は旭川出身
- 「パワフル」をON AIR
- さっちゃんはyuiからの「一緒にバンドやろう」メールを3日間放置していた
- マネキンのジャケットは爽やかな夏っぽくしてもらったのに、歌詞を書いたら真面目になってしまった
- ゆ「時代を逆行するようなアルバムを出してしまって不安」さ「僕はそうは思ってない」
- ゆ「音楽の世界に没頭できるようなライブを見てみたいと思ったときに、そういうふうにできる曲がこのアルバムには入っているんじゃないかな」
- もうツアー次の仙台で終わるのか…。ゆ「せっかく中だるみ抜けたのにｗ」
- 「時計」をON AIRしてお別れ
次にyui、sacchanがゲスト出演したnorth wave「FEEL ON THE STREET」
- さ「踊りは黒人っぽく叩くようにしてる」
- さ「yuiはコケてニヤっと笑ってた」ゆ「恥ずかしさと楽しさで可笑しくなった。ゆっくり時間が流れた」
- ゆ「実はツアー中もお客さんの乗せかたを勉強してた。札幌は福岡と似ていてちょっとシャイ。でも今回の札幌は1曲目から盛り上がってくれた。」
- さ「ライブハウスから今の曲順になった」ゆ「さっちゃんが喋ってるのが新鮮ｗ」
- さ「ふたりだと喋るけど、ライブMCは他の2人にまかせてる」
- 今ぼーっとしてたと話をもう一度聴こうとするyui
- アルバムはちょっと攻めちゃった感じ
- 野音はフェスっぽく曲順とかセットとかふんわりした感じ、ライブハウスだと映像とか使ってピリッとさせた
- ライブの後、yui「海鮮だろってｗ 梅酒を飲んでごきげんになりましたｗ」「昔はちょっと飲めたけど、出産してから弱くなったかなｗ 燃費がよくなってちょっとの量でケラケラ笑うようになって」
- ゆ「こどもが寝る時間があるんで…、家ではぜんぜん飲まなくなっちゃった」
- ゆ「楽屋ではホントに適当な話しかしてない」さ「そんなに群れないタイプの人が多い。常にベタベタしてるわけではない」
- 昨日はMCを極端に減らして音楽に集中してやると決めていた。意外と集中できたし、お客さんは見やすかったのでは？
- ゆ「味噌ラーメンが美味しかった！やっぱ北海道は太る街」
- 「パワフル」をON AIR
- パワフルはyuiがアコギで作ってきた曲をいじった。ゆ「アコギでつくったのでリフとかダサイんじゃないかと。」
- ゆ「ギターでワウを踏むのが難しいところがあって、さっちゃんが手でやってくれてたことがあって」
- FLOWER FLOWERの楽曲は「みんなでアイデアを出し合って、みんなプロなんでｗ」
- さ「まんなかにyuiちゃんのうたがあるから成立する」ゆ「またまたマタニティーｗ」
- ゆ「歌詞が古くなると嫌なので、新しい気持ちを入れたくてレコーディングの前に書いた」
- 「毒までいかないですけど尖った部分というか、そいういう部分も出しすぎもよくないと思うようになって。でもやっぱりどんどんサウンドも歌詞もROCKになっていく」
- さ「yuiの声には何かある」ゆ「こどもを寝かしつけるとき歌うとよろこんでくれる」「咲いた~咲いた～♪って歌うと歌ってくれる」
- ゆ「結成は長いんですけど、スタートは今したんじゃないかな」
- ゆ「つまんないことで喧嘩して解散とかしたくないｗ」さ「うちらは大丈夫じゃないかな」
- 「時計」をON AIRしてお別れ
そしてyui、mafumafuがゲスト出演した「ZIP-FM SATURDAY NIGHT SPECIAL FLOWER FLOWER ～ON THE RADIO～」が4月28日24時に放送。こちらはアルバム「スポットライト」全曲解説をふくむ1時間の出演。
- 「パワフル」をアルバムに入れるのにyuiは乗り気じゃなかった。このアルバムに入れなかったら世に出なかったかもしれない曲。
- アルバムタイトルは最初漢字1文字も考えていたけど、それで縛るとだんだん難しくなっていきそう…と思ってたらyuiから「スポットライト」という提案が。タイトルには深い意味がある言葉じゃなくてもいいんじゃないかと。
- タイトルが決まる前にジャケット写真を撮った。どんなタイトルでもいけるようなイメージで撮ってもらった。
- ゆ「何も言わずに衣装もアートワークも面白くしてくれる」
- 全12曲で最初にできたのは「コーヒー？パワフル？」ま「コーヒーだな。バンドやる前に音楽番組のリハでコーヒーを演奏してる」
- 一番難航した曲は「パワフル」。ま「アレンジが3回ぐらい変わってる」ゆ「20本ぐらい歌った。筋肉痛になった。ウィスパーボイスって意外に（筋肉を）使う」
- ゆ「命が1曲目だとCD視聴して買う人が減るんじゃないかと心配した」「音を出した瞬間、みんな世界観が同じだった」「地球の裏側で起こってることを知らないで生きているのはすごく違う気がする」
- 「パワフル」は毎回ライブのイントロで違うフレーズを弾いてる。
- 「コーヒー」は若気の至り的な感じで最初書いた気がする。理不尽なこと言われたりして心がささくれたとき誰にもぶつけられないことがあって、そういうときに寄り添えるようになったらいいなって。
- ゆ「まふまふはポジティブ。メンバーのひとりがテンション下がってるときはまふまふがあげてくれる。落ちてるとこ見たことないですね」ま「今落ちてるかもよ～」
- ゆ「毒舌な自分を隠したくないなって」「矛盾してる自分を楽しめるようになってきました」「出産が大きいんですかねえ」「ただ幸せってなってると曲って書けない」「努力してないのにちやほやされてるなって思ってしまうときの自分、嫌いじゃないです」
- MC「人の闇深い部分を肯定してくれる曲って少ないですよね」ま「前向きな曲って多いですよね」
- ゆ「意外と書いちゃいけないことって多い。でも、私が憧れてた80年代とかの人たちってそういうことばんばん言ってるんですよ。今そういうこと歌ってくれる人いないかな～って思って書いちゃったｗ」
- 「あなたと太陽」は「命」のとき作ったよね？ま「曲として仕上げたのは命の次の日、セッションは命より前」「さっちゃんがビートが効いてて上物がふわっとした曲が好き」
- ゆ「意味のない歌詞をつくったつもりだったけど、エンジニアさんが面白い歌詞だからもっと言葉が聴こえるバランスにするって」
- 「地図」はけっこう前の曲。ま「セッションしたスタジオが暗いスタジオでｗ」ゆ「ずっと頭痛がしてましたｗ」
- 「塵」はコードが4つ。ま「1、2、3、4と弾いて、メンバーが乗って来て曲になって」「4でみんな１みたいに入ってきた。ずれてる」
- ゆ「塵はまふまふの曲と呼んでいる」「仮うたでチリチリいってたらまふまふが眼に入って歌詞として残した」
- 「アイス」はPOPを意識した。ゆ「ハーゲンダッツのクッキー＆クリームが好き」「体温が伝わって熱でアイスを溶かしてくれるスプーンがある」
- 「踊り」は4年ぐらい前にできた曲だけど、むらじゅんのこだわりで最新の音を足した。
- 右と左で違うドラムが流れてる。ゆ「このやりかたはかっこいいと思う」
- ゆ「歌詞はレコーディング前の日とかに書いている。言葉が出ないときに絵本とか見て、そこから書いていく」
- 「産声」は前から書きたいと思っていた。今回入れられてよかった。
- 「時計」は明るくて多幸感があって泣けるというMCの感想にあんまりピンときてない感じのyui
- ベースがものすごい大変な曲
- 「小さな窓」は個人的に特別な曲。バンドやってよかった。
- 「日常」は最初から「最後に入れたい」って思ってた曲。ま「アルバム通して聴いてこの曲が最後だと、明日もがんばろうって思ってもらえたらいいな」
- ま「この曲は4時間ぐらいチェロ弾いてた」
- ま「バンドすごく楽しい」ゆ「ちょっと話しすぎてしまいましたけれどもｗ」
- 最後に「小さな窓」をOAしてお別れ
このZIP-FM SATURDAY NIGHT SPECIALという番組の密度がとても濃かった。
PS. そして本日、FLOWER FLOWERは宮城県で開催中のARABAKI ROCK FES.に出演中。自分はチケットが当たらず早々に諦めてしまった。このフェスは東北の若者たちに春の到来を告げる音楽の祭典。自分が行けなくても別に後悔はない。
最近はSNSの発達のせい？フラフラを日本中追いかける人々が目立つ。
音楽イベントへの出演がかつてのフラフラからは考えられないほど多くなった。自分はそのすべてに行くことはあきらめた。
Zepp東京で、おそらく初めてYUIを見れた母娘が、「CHE.R.RY」で顔を見合わせて喜んでいた姿を見た。すぐ後ろから「よかったねえ」と心の中で語りかけていた自分がいた。
今のyuiは戦後地方を巡幸した昭和天皇みたいなものだな。その姿を目にしただけで感動するっていう。
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