なんと長澤まさみにとって2007年の「プロポーズ大作戦」以来11年ぶりの月9主演ドラマ。近年不振続きのフジが社運をかける話題作。詐欺師グループが主役。まさみは女賊。
共演は東出昌大と小日向文世だが、実質レギュラーはこのふたりだけ?
ドラマは毎回1話完結。「闇社会のボス」「強欲でせこい悪人」らをだまして金を奪う。
初回が江口洋介、第2話が吉瀬美智子、第3話が石黒賢、第4話が佐野史郎、第5話がかたせ梨乃、第6話が内村光良という敵キャラを倒していく。第7話以後がまだ不明。
自分はこの人のドラマを「リーガルハイ」しか見ていない。「コンフィデンスマンJP」も基本リーガルハイを踏襲したパターン。
古美門(堺雅人)をまさみに置き換えたようなキャラ。テンションが高くエキセントリックで迷惑な女。それでいて有能。人と異なった価値観を持っている。
東出が黛センセイ(ガッキー)に相当する常識的人物。毎回本人だけが知らされずさらなるどんでん返しの大ネタにビビリ驚く。毎回「寅さん」のように失恋。
すると小日向は里見浩太朗と「草の者」を合わせたようなキャラか?
世間の反応は「おもしろい!」「しょぼい。つまらない。」と二分されているような気がする。
「リーガル」だって決してそれほど現実社会に即したリアルな作品じゃなかった。月曜の夜を楽しく過ごすコメディーとして適切。
自分としては、まさみのドラマとしては過去最高に面白い。今までで一番まさみ主演らしいドラマ。
まさみが「目に見えるものが真実とは限らない」「オズワルドはケネディを殺したのか?」とカメラ目線で語りだしたとき、「この事件、都市伝説が絡んでるかもしれません!」って言うのかと思ったw(都市伝説の女は脚本がほんとうにショボすぎた)
「リーガルハイ」で堺に「長澤まさみだったらなあ~」と言わせた古沢。自分、この人はまさみオタじゃないかと疑っている。
というのも、ドラマ冒頭がいきなり名言で始まるから。実はまさみは歴史上の偉人たちの名言とかことわざが子供の頃から大好き。古沢はかつてニッポン放送のラジオ番組「長澤まさみSweet Hertz」を聴いていたんじゃないか?という疑惑すら持っている。
となるとまさみに毎回コスプレさせるのも古沢が脚本で仕組んだことか?第2話にまさみの入浴シーンをぶっこんできたのもこいつか?
「モテキ」の大根監督のように、作り手側にまさみの魅力を知り尽くしたまさみオタがいるとそれは傑作になる。「コンフィデンスマンJP」は映画化という話もあるらしいので期待している。
0 件のコメント:
コメントを投稿