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2016年9月22日木曜日

POLAROID PROPACK を手に入れた

今年の春、ポラロイド・プロパックというカメラをいつものようにジャンクで手に入れた。専用フラッシュが付いた状態で1080円だったのだが、まったく使用感がなく、どこも壊れている感じがしない。

自分は以前から蛇腹カメラも1台欲しいな…と思っていた。今回、ポラロイドカメラではあるのだが、目の前にあるので迷った末に買って帰った。自分はこんな誰も使ってないようなカメラを持って歩きたい。それにしても見た目がかっこいい。

蛇腹ポラロイドはこんなふうに折りたためるカメラ。
今まで自分はポラロイドカメラはフジのチェキぐらいしか使ったことないし持ってない。なにせこの手のカメラはフィルムにカネを喰う。

ピールアパートタイプというフィルムを使う。今現在はフジフィルムのFP-100Cというフォトラマインスタントカラーフィルムしか手に入らない。しかも今年の2月に生産終了。この春で出荷停止。

まだ数年はデッドストックやらで手に入る…とタカをくくっていたのだが、残り少ないフィルムの在庫がじわじわと高騰中。今、このフィルムを通販で買うと10枚で2,700円以上する。つまり、写真を20枚撮ると5,000円を超える!w

ま、そんなわけで売るほうも弱気になったのか1,080円。

これ、いつごろ製造されていつまで販売されたものなのか?調べても詳しいことがわからない。フラッシュキューブを挿す穴があるので昔のカメラのような気もするが、デザイン的に90年代以降のような気もする。誰もこのカメラで写真を撮ってる人を見つけられない。
マニュアルが海外のサイトなどでPDFが手に入るので、そちらを事前に読んでおく。

フィルムを入手し、いつものように経験とカンで撮影へ。ポラって通常つるっとした光沢紙が多いのだが、今回はマット紙の「SILK」のほうが相場が安いのでこちらを使用した。
ピールアパートフィルムはフィルム面に圧力を加えないように慎重に扱ってフィルムをセット。黒い遮光紙を抜き取って撮影準備完了。FP-100C(カラー)とFP-3000B(モノクロ)の切り替えレバーがある。FP-100Cを使う場合は「80」を選ぶ。
ポラロイドカメラはちょっと暗くなるともう何も写らないので、フラッシュを装着したままで春の屋外に連れ出した。

目測で距離を測りダイヤルを回してピントを合わせて、右手人差し指で緑色のシャッターをぐいっと押し込む。遊びが長い。あまり手ごたえがない。

シャッター音がしたら撮影が終わってるはず。ポラバッグから出ている白い紙を引き抜くと、溶剤が交じり合って現像開始。気温によって現像時間が異なる。現像時間(黒い裏紙を引き剥がすタイミング)はフィルムに書いてある。20℃で120秒待つ。この時間は長くても短くてもダメ。
このカメラには現像時間を知るためにタイマーがついている。LR1130というボタン電池が別に2個必要。今回は自前で適当なボタン電池(LR43を2個)を用意した。
ま、腕時計があれば自分で数えるとかなんとかなるので、無理して電池を用意する必要はないかもしれない。

時間がきたら裏紙を角から斜めに引き剥がす。今回このタイプのフィルムを初めて使用したのだが、フィルムが溶剤でびちゃびちゃに濡れている。撮った写真を持ち運ぶにはなにか入れ物を用意したい。
「?!」 カラっとした晴天の日に撮影したのだがピントを外しすぎている。なんじゃこりゃあ?!

Polaroid POLATRIPLET 112mm F9.4というプラスチック3枚玉レンズで、ダイヤルで前玉を回転して目測でピントを合わせるのだが、明らかにピント精度が異常。
おかしいな…とレンズをまわしていじっていると、ある一点を超えるとパキッと安定する位置にはまった。どうやらレンズがあるべき位置にいなかったようだ。
気を取り直して撮影を再開。「な、なんだ?この白い光は?」
フィルム面を圧迫してないはずだし、蛇腹に穴は空いていない。太陽光が上から差さない、屋内でフラッシュを点けて撮影しても同じような白い光が霊のように画面を漂う…。
おそらく理由はこれ

なんとこのカメラ、単三電池2本を使用した自動2段階露出切り替えになっているのだが、電池を装着する場所がレンズの後すぐの場所w バッテリーがないとカシャという音はしてもシャッターは開かない。なので事前にバッテリーチェックも必要という…、何もかもがダメな超絶不便カメラw
つい何も考えずにたまたまそこにあった電池を入れてしまったのだが、この電池が白い電池だった!w どう考えてもこの白い電池が内面反射を引き起こしている。

家の暗室(トイレ)でポラバックを引き剥がし、そのまま暗室に置いたままにして、カメラ本体を部屋に持ち帰る。
電池に遮光紙を巻きつけて黒く加工。これで今度は上手くいくんじゃないか?

だがしかし、
がぁぁぁ…、やっぱり何か白い影が発生してる。原因不明で手に負えない。ひょっとするとフィルム装填のときに何か失敗をしたのかもしれない。

原因が解明するのは次回、別のフィルムを装填して撮影してみてになるのだが、それは1年先のことになるかもしれない。

今回、このポラロイド機を手にいれたことで、ポラロイドの基本を学ぶことが出来た。こういった古くて他に役に立たない知識は、最新機種の知識をどんどん詰め込んでいくカメラ量販店の若い店員たちは知らないはずだ。

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