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2016年9月12日月曜日

中田永一 「吉祥寺の朝日奈くん」(2009)

中田永一の「吉祥寺の朝日奈くん」(2012 祥伝社文庫)がそこにあったので読み始めた。108円で購入。中田永一はこれで3冊目。

「交換日記はじめました!」「ラクガキをめぐる冒険」「三角形はこわさないでおく」「うるさいおなか」「吉祥寺の朝日奈くん」という5本を収録。

「交換日記」はいろんな人が書き綴った大学ノートという形式。ちょっと「くちびるに歌を」を思い起こした。

「三角形はこわさないでおく」「うるさいおなか」もたいした事件はおこらない。淡々と、ハッキリと気持ちを言わない恋愛未満な関係の高校生たちの情景。この2作は読んでいてあまり頭に入ってこない。読み終わってすぐにもう内容を忘れるw

「ラクガキをめぐる冒険」はちょっと意外な真相を盛ってきたりしてミステリー要素もある。これは印象に残った。
ヒロインの少女は松岡まゆあたりが似合いそうだ。

「吉祥寺の朝日奈くん」も意外な展開でちょっとミステリーっぽい。
25歳フリーターの朝日奈くんと、喫茶店で働く細身で長身美人の子持ち人妻(26歳)の出会いと別れ。

自分は完全にいつものごとくまさみで脳内映像化。手を伸ばしても手が届かない場所にいるまさみはある意味で人妻と同じようなもの。読んでいて切なくなる。

これは映像化できそうだ…と思っていたら、すでに映画化されていたことを知った。巻末に星野真里が解説とあとがきを書いていた。それ、ぜんぜん知らなかった。

予告編を見てみたら主演の朝日奈くん役は桐山漣。LDKでカッコイイ大学生だった人だな。
やっぱり山田さん役の星野真里がちょっとイメージが違う。キャスト的に関心持てなかったからこの映画の存在に気づいてなかったんだろう。

でも、そのうち見るかもしれない。中田永一は書く本がどれも映画になっていて、人気職業作家として理想的。

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