2016年7月31日日曜日

Negicco @NHKホール 7月30日

NegiccoのNHKホールワンマン公演を見てきた。自分にとってNHKホールはYUIの「I LOVED YESTERDAY」ツアー以来じつに8年ぶりだった。内部の様子はなんとなく覚えていた。パイプオルガンのある大ホールは日本にそうあるものでもない。

NegiccoにとってNHKホールは特別な場所だった。デビューして1年でNHK「ポップジャム」に出演した。東京の全国区番組に出演したことで、3人は「やったー、売れた!」と思ったという。
だがしかし、以後Negiccoは涙なしでは語れない紆余曲折の苦難の道を歩むことになる。

そして、昨年の2月にNegiccoは「MUSIC JAPAN」に出演したことで、実に11年ぶりにNHKホールへ生還した。そのときPerfumeと感動の再開を果たしたことは記憶に新しい。

Negiccoはやっとのことで想い出の地NHKホールでのワンマンコンサート開催までこぎつけた。Negiccoをずっと追いかけてきたファンの誰にとってもこのコンサートは胸アツ。目撃しないわけにはいかない。

この日の我々のチケットは3階席最前列の真ん中付近。今年からNegiccoのライブに通い始めたようなライトファンにとっては最良の席。すごくよく見えたし大満足だった。

オープニングで「MUSIC JAPAN」の映像がステージ後方スクリーンに映し出された。Negiccoの最初期の曲からスタート。

Negicco13年の歩みを寓話紙芝居映像にしたものが映し出された。泣いた。
デビューして1年、都のお城の舞踏会から招待状が届く。夢のような場所で緊張しながらも懸命に出来る限りのパフォーマンスをした。だがその後、招待状が届くことはなかった。周囲から次々と人が離れていった。

やがてメガネをかけた熊とconnieと出会い、再び馬車に乗って都へ。だが、「ここから先は招待状がないと入れません」。自分よりも年下のアイドルたちの華やかな舞踏会を新潟から見てるだけ。

それでも3人は努力を続けた。
それから11年、待っていてくれた仲間たちがいた。このシーンでPerfumeがシルエットだけで出演w。

ほぼ満員のオーディエンス全員が今回のNHKホール公演がいかに重要かよく分かっていた。いつも以上に全力で盛り上げていた。3階から見下ろすネギライトは壮観だった。祝祭感と多幸感のライブコンサートだった。自分はずっと目頭が熱かった。

物販宣伝コーナーではどっかんどっかんと場内を沸かす。Negiccoの3人はそれほどMCは上手いと思えないけど、純朴でほのぼの面白い。
「ときめきのヘッドライナー」のタオル回しは壮観。今これだけすごいタオル回しは他に湘南乃風ぐらいしか知らない。
「SNSをぶっとばせ」「サンシャイン日本海」は自分にとって初めてだったかも。うれしかった。

アンコールで「重要なお知らせがあります」と真剣な顔でNao☆が話し始めると、場内がシーンと水を打ったように静かになった。「この半年、武道館を目指してやってきた。だが、武道館は現時点では無理だという結論になった」 この時点で会場にいたファンの多くが「ひょっとして解散?!」という最悪の展開を予想していたと思う。
だが、「Negiccoを長く続けていくために無理はしない」ってことだった。今後は武道館以外の目標を立てて頑張っていくという決意表明。ほっと胸をなでおろす。

Negiccoの3人はNHKホールでPerfumeの3人と再会したときに「また会えたね」と声をかけられたという。「Perfumeさんがいたから今日までがんばってこられた」、NegiccoにとってPerfumeは今でも憧れの存在。

「ねぇバーディア」での「ねぇMikuちゃん、覚えてる?あのポップジャムの日の出来事ぉー!」に、新参の自分でさえ泣いた。

サトウ食品の新CMが決まったそうで、新CM上映会が行われた。良いCMだった。終演後全員にサトウさんからクリアファイルが配られた。

Negiccoの3人は本当に謙虚でけなげにがんばってる。なんとか武道館と紅白ぐらいは経験させてやりたい。そのためにはどうすればいいんだろう?こちらも地道に応援していくしかないな。

記念にセトリ的なものを。いろんな人の意見を元に作成。
01.恋するねぎっ娘
02.ねぎねぎRock~私をお家に連れてって~
03.ネギさま!Bravo☆
04.トキメキ☆マイドリーム
05.Negiccoから君へ
06.RELISH
07.マジックみたいなミュージック
08.矛盾、はじめました。
09.土曜の夜は
10.江南宵唄
11.FallingStars
12.おやすみ
13.Goog Night ねぎスープ
14.サンシャイン日本海
15.虹
16.カナールの窓辺
17.SNSをぶっとばせ
18.トリプル!WONDERLAND
19.さよならMusic
20.ときめきのヘッドライナー
21.圧倒的なスタイル
22.光のシュプール
アンコール
01.自由に
02.恋のシャナナナ
03.ねぇバーディア
04.私へ

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