自分にとって5冊目の米澤穂信。2005年に単行本として出版された「古典部シリーズ」の第3作の角川文庫版。
これも108円で手に入れたので引き続き読む。
今まで読んだ米澤穂信の本の中で一番厚い。
だが、自分がまだこの人の文体に慣れていないためなのか、各キャラ主観で語られる文化祭の風景が読みづらいし分かりづらい!これがラノベというものか!
それに、三分の一ほどまで耐えて読んで、ああ、これは前作ほどは面白くないだろうなと見切って読書スピードを上げた。
このシリーズは高校で起こるちょっとした謎程度しか扱わない。とはいえこれではミステリーと言えない。途中で興味を失った。
文化祭の裏で小さ~く進行する、謎の怪盗「十文字」の小さな窃盗事件という縦糸を扱っているものの、それ以外の高校生目線で語られる出来事が長すぎ。5分の1ぐらいにしてくれれば時間を節約できたw
感心することも唸ることもなかった…。
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