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2016年7月14日木曜日

米澤穂信 「春期限定いちごタルト事件」(2004)

というわけで、米澤穂信に初めてトライ。いつものようにBOの100円棚からこの1冊を手に取った。この人は人気作家なので古本屋でも数が多い。

「春期限定いちごタルト事件」(2004 創元推理文庫)という1冊。
たまたまこの本がそこにあったのでこれから読んでみた。創元推理文庫って中学生ぐらいのとき読んだことあったけど、こんな本もあるんだな。

主人公は小鳩くんと小佐内さん。高校1年生になったばかり。
学校内部でのちょっとした事件を目立たないように控えめにそっと解く…という内容。誰も人が死なない。コートを着た刑事も出てこない。

頭良いから否応なく解けちゃったけど、出しゃばって謎解きを披露すると嫌われるかもしれないから…、ってゆう15歳探偵。

この本の小鳩くんと小佐内さんは「互恵関係」を持ち共存している。目立たないように「小市民」として過ごすというささやかな希望を持っている。そこにLOVE要素がありそうでまったく見えない。それ、好感が持てる。

自分はもう15歳のころ何を考えていたのかさっぱりわからない。何も考えていなかったのではないか。この少年少女の思考は自分にはよくわからないことが多い。大人になるとこの年代のことはもはやわからない。この二人のやりとりと思考回路になかなかなじめない。

謎がどうでもよすぎるw Eテレの再現ドラマとかに向いてる原作だ。このまま終わると大人が読むには物足りないな…と思いながら最後のエピソードを読むと…、ほんのちょっとは面白かった。

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