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2016年7月16日土曜日

米澤穂信 「氷菓」(2001)

米澤穂信の「氷菓」(角川文庫)を読む。

「古典部シリーズ」の第1弾って書いてある。表紙を見てわかるようにアニメ化もされたらしい。こんなアニメがあったことをまったく知らなかった。これも108円で手に入れた。おそらく米澤穂信の本で最も手に入れやすい1冊か?

自分はこれを古典うんちくが語られる青春ミステリーだと思って読み始めたのだが、この本で解かれる3つの謎はどれもがどうでもいいw 

普段の生活でもちょっとした謎や不可解な出来事に出くわすことがあるが、この本の謎はそれらよりもさらに輪をかけてどうでもいい!

世界を放浪中の姉(同じ高校のOB)の勧めで入部した古典部。文化祭のために文集を製作することになる。過去の文集を見てみようとしたら1号が行方不明。そして33年前になにがあったのか想いをめぐらせる…。

普通の高校生が絶海の孤島で連続殺人、遺産相続を巡る連続殺人なんかに巻き込まれたりなんてありえないので、その点で好感は持てる。

大人が読むには物足りないだろうけど、中学生ならそれなりの満足の得られるライトノベルだったかもしれない。
昔の高校生って形式ばった議論が好きな人がわりと多いな。

2 件のコメント:

  1. 川崎鶴見U2016年7月16日 18:20

    すごいな。どんどん行きますね。次あたり『インシテミル』『ボトルネック』来ますかね。

    米澤、これがデビュー作。
    まだライトノベルが認知される前でカバーも地味で、ブログに上げられているようなアニメ絵じゃなかった。第二作「愚者のエンドロール」の後、レーベル自体が無くなってしまいましたから、まだ時期尚早だったのでしょう。
    「さよなら妖精」が出て一般読者の注目を浴びたころ、ライトノベルのブームが来て、古典部シリーズに逆に光があたったみたいです。3作目の『クドリャフカの順番』からは単行本で出るようになりました。
    アニメは絵柄がイメージに合わずに(他のアニメと区別つかない!)投げました。

    この手の学園物だと最近は似鳥鶏(にたどりけい)の『理由あって冬に出る』などの市立高校シリーズの方が密度が濃い。キャラも濃い。こっちも今度アニメ化されるらしく、とっても緻密で素敵だったカバー絵がアニメ絵に総入れ替えになってしまいました。やはり絵柄が酷くてちょっと辛いです 。

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  2. インシテミル、ボトルネックは在庫がたくさんありそうなのでまだ買ってません。
    昨日ひさしぶりにBOに行ってみた。「くりきんとん」は下巻しかなかったので見送り。「妖精」はまだ一度も見つけられない…。

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