自分はキース・ジャレットの音楽に関心を持っている…と言いながらも、ケルン・コンサート以前のCDを持っていなかった。
録音は1974年10月、キース29歳のとき。このアルバムではソプラノ・サックス、笛、パーカッションまで演奏?キース・ジャレットの精神世界と創作を知る上で重要なアルバムのひとつ。
1.Death And The Flower (22:52)キースの詩のようなものが二つ折りの紙に書いてある。人生とはジャケットのような切り花みたいなもの。毎日生まれ、毎日死んでいる…を繰り返す。そんな死生観をもりこんだ自由すぎる作風。活き活きと軽々と鍵盤を指が転がる。
2.Prayer (10:12)
3.Great Bird (8:45)
Death And The Flowerは22分を超える。これ、好き。
Paul Motianの自由なドラムが生命をもたらす。後のプログレ・ロックのドラマーたちに通ずる。
さらにCharlie hadenのずぅーんというベース、Dewey Redmanのテナーサックス、控えめなようでいてツボをついてくるインプロビゼーション。
ブログ見て、わたしもKeith Jarrett聴いてみました。
返信削除「Death And The Flower」は冒頭から鈴みたいな音の響きが、水琴窟と和讃が混じり合ったような感じ。バンドの音が出てきてもなかなか和風かも。精神世界ってのはどこでも共通してるのか。いい加減に酒にも酔っていたので「Prayer」あたりでは気持ちよく居眠りしていました。
Keith Jarrettはメチャ怖い気難しい人のイメージ。
返信削除だけどなぜか昔から日本を気に入ってくれた様子。
でも2年前、客の咳で気分がそがれて演奏中断…とか、やっぱ難しい人のイメージがさらに強まったw 正座して神妙に聴かないといけない?!