Drop'sのNew Albumレコ発ツアー「DONUT JOURNEY」、東京の会場は東京キネマ倶楽部。
今まで何度か名前は見聞きしていたのだが自分は初めてだった。え?鶯谷にあるのかよ!あまりこの駅を利用したことはないけど、鶯谷っていうとかつて自分が人生で初めて、路地に立ってる女の人からホテルに行かないか?と突然声をかけられるという怖い経験をした場所。つまりそういうホテル街。イメージが良くない土地。Drop'sのメンバーは鶯谷って言われても何もイメージできないだろうな。
上野で展覧会を見て左手に鶯谷駅を見つつ線路を越えると、路上に200人ほどが集まって整理番号順の呼び込み中。まとまった人数ずつエレベーターで6階に送られる。
するとそこはかつてグランドキャバレーだった場所。今ではライブハウスに改造されている。この感じだとCLUB QUATTROと同程度のキャパかな。
もともとショーを見せていた会場で、ステージがわりと高いので後方でも見やすい。小さなステージがもうひとつ下手側の空中に浮かんでいるという、ちょっと他にないライブ会場。
いつものようにジントニックをちびちびやりながら友人と開演を待つ。
いつものようにマラカス両手にハニカミ笑顔で赤いワンピースで登場した中野ミホ。
アコギを構えて「G.O.O.D.F.E.E.L.I.N.G.」でライブスタート。荒谷さんのゴリゴリレスポールがかっこ良過ぎる。「ハロー、ドロップスで~す。はじめまして、ヨロシク!」
白いボディのテレキャスターで「NANANA FLAG」を、ときに手拍子。「夜の迷路」ではタンバリン。
曲間MCではあいかわらずハミカミ小声脱力MCでギャップを見せる。「ど~も~、ありがとぉ~。楽しい~、楽しいですよぉ~」「あ~、蒸し暑いですねぇ、東京は」w
そして映画主題歌「月光」ではアコギとブルースハープ。「ストラップがねじれました~w」
まじめなMCといえば、「ドーナツは生活によりそったアルバム」って言ってたぐらい?中野以外のメンバーも日々の楽しいことでも喋ればいいのに。
それにしてもドロップスほどオヤジたちに愛されてるガールズバンドを他に知らない。
60代の人も珍しくない。自分は後ろで見ていたのだが、演奏中にトイレに出入りする人が多くて気になった。
あと、いい年して奇声を連発する男。奇声は1曲に1回程度にしてほしかった…。
アンコールは2回が定番になりつつあるな。
自分は2013年の夏に感じた衝撃そのままにずっとライブへと通っているのだが、なかなかドロップスがブレイクしてくれないな。そろそろロッキンのLAKEあたりで歌ってないとおかしい。
Drop's 2016 TOUR「DONUT JOURNEY」6/26(日)東京キネマ倶楽部セットリスト
01.G.O.O.D.F.E.E.L.I.N.G.
02.NANANA FLAG
03.夜の迷路
04.moderato
05.誰も知らない
06.ダージリン
07.十二月
08.ハイウェイ・クラブ
09.LONELY BABY DOLL
10.アイスクリーム・シアター
11.ドラキュラ・サマー
12.月光
13.部屋とメリー・ゴーランド
14.CLOUD CITY
15.グッド・バイ
16.どこかへ
17.ドーナツ
18.未来
アンコール1
01.カルーセル・ワルツ
02.からっぽジャーニー
アンコール2
01.コール・ミー
2列目でしっかり観ました。昨年Drop'sは東京キネマ倶楽部で招待ショーケースライブをやっているので、階段のあるステージとグランドキャバレーの雰囲気が残るこの会場が気に入っているのでしょう。
返信削除Drop'sのライブはちょっと古いロックやブルース好きなオヤジにはたまらない。若い世代には伝わらないのかな?
他のガールズロック(?)バンドよりずっとカッコいいのに。
ずっと同じようなキャパの会場が続いてる。早くチケとるのが難しいようなバンドになるべき。そう念を送ってる。
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