2015年12月19日土曜日

新山詩織 アーティストデビュー3周年記念ライブツアー「19」@EX THEATER ROPPONGI

北西の冷たい風が吹きすさぶ東京・六本木にあるEXシアターまで新山詩織デビュー3周年を記念したツアーライブを見るために出かけた。六本木に来たのはギタ女フェス以来だな。

16:15開場の予定だったのに30分過ぎまで待たされた。風が吹き抜けるビルの谷間の広場で待たされたお客さんたちはたまったもんじゃない。みんな風を避けるために壁ぞいで震えてひたすらおとなしく待っていた。なんで暖かい内部を開放しない?

いつものようにライブ友と現場で合流。今回はB40番台というフツーにプレイガイドで買ったチケット。さすがにEXシアターは売り切れないだろうと思ってた。
自分はてっきりオールスタンディングだと思っていたのだが、すべて座席だった。ホールライブだった。いい入場番号の人から前が埋まっていく。我々は前で見るこだわりがないので、ほぼ最後列でジントニックをちびちびやりながら開演を待つ。

やはり若い男性客が多いのだが、年配男性の姿も目立つ。それに、我々の近くに70代の老夫婦も来ていた。制服姿のJKたちもいた。

注意 以下完全ネタバレ進行なので、福岡、名古屋、大阪で初めて見る人行く人は見ないで!

で、17:07に客電が消える。イントロ的な前奏的なインスト曲を演奏し始める。ジャカジャカとギターを弾く新山詩織にスポットがあたる。この日の衣装は白いシャツにロングスカート。うーん、この衣装だとますます能年に見えるな。Looking to the skyでデビュー3周年ライブスタート。

2曲目Dear friendでは会場全体でタオルが回った。この日は初めて新山のライブに来たという人も多かったらしいけど、熱心にライブに通っている人々もちゃんと詰め掛けた。

4曲終わって最初のMC
「ありがとうございます。新山詩織 アーティストデビュー3周年記念ライブツアー「19」へようこそー!今日は新しい年を迎える前に、みなさんと一緒にステキな時を過ごせたらなと思います。盛り上がって行きましょー!」

7曲目の「絶対」、アコギのアルペジオで前奏を始めたのだが、ここで劇的で絶妙なパウゼ?!一瞬の間の後に意を決したように唄い始めた。こういう一瞬の驚きを体験できるのはライブならでは。

8曲目の「だからさ」からは立ったままでの完全な弾き語り。9曲目「大丈夫」だってをアルペジオで始め、客に手拍子を求めた。ここからはカッティングとストローク。

とにかく淡々と曲を進めていくのが新山。曲間はシーン…となるね。たまに「しおりー!」という声もかかる。今日はかみ手側にフライング気味に拍手する人が1人いたな。ま、問題ないレベルだけど。

そして今日一番長いMC
「だからさを2012年に出してからあっという間に3年経ってしまいました。」 この喋り方がいい。
「来年には20歳になります。早いですね…。だからさを出したときからずっと一緒に歩んできた人がここにいるんだろうなと思って歌ってたら、胸にこみ上げてくるものがありました。」
「このツアーが10代最後になります。(沈黙)」
「だからさを出したときがゼロからのスタート。がむしゃらで必死だった。」
「日々を重ねてきてたくさんの出会いがあった。私を成長させてくれた。みなさんのおかげです。ありがとうございます。」
「来年はハタチ。きっと私の中で変わっていく気持ちや思いがたくさんあるだろうなと思っています。だからさを家のリビングで歌ってたときの気持ちを大切に、これからも歌っていきます。歌にして伝えていきたい。この気持ちは変わりません。こんな私をこれからもよろしくお願いします。」
長い拍手。

「えー、少し長くなってしまいましたが、ここからはキーボードと2人で聴いてください」と「ありがとう」を演奏。そして「午後3時」からアコギも加わって3人でアコースティックセット。「分かってるよ」のサビ部分からフルバンドに戻った。そしてメンバー紹介。

この日は全体的にしっとりムードなのかな…と思いきや、17曲目「しおりのR&R」からのロック4曲セットが神!だった。サンバーストのテレキャスターでギターソロを弾く新山、なんとカッコイイ!

シアターブルックのカバー「ありったけの愛」、THE GROOVERSのカバー「現在地」が両方聴けたのは一体いつ以来だったか?自分は「現在地」を聴くとめちゃくちゃアガる。この曲が流れてる間頭をぶんぶん振りながら全力で歌っていられる…。自分は2013年のJOIN ALIVEで新山を始めて見て、「現在地」を聴いてたまげた。すごいインパクトだった。それ以来この曲を聴くのが楽しみ。いや~、来てよかった!今日このライブに初めて来たというオーディエンスはこの新山に驚いたんじゃないかな。

「あっと言う間に最後の曲です。ハタチのアタシ、みなさんの未来のために」と「Winding Road」で本編終了~。

アンコールではロングスカートはそのままに、物販の「19」と大きくプリントされた白いTシャツ姿で登場。来年2月、新山詩織20歳の誕生日に出る7枚目のシングル「隣の行方」を告知。「初の恋愛ソングなので楽しみにしてください」

そして、来年2月14日に20th Birthday Live「20」を渋谷CLUB QUATTROで行うことも告知。

まだ少しやってもいいですか?と「Hello」。そして「Don't Cry」で六本木の夜を締めくくった。

いや~、よかったわ。どの楽曲も味わい深くてクオリティが高い。それに歌声がとても魅力的だ。感動的で興奮の夜だった。この日の新山はずっと立ちっぱなしで一度も舞台袖にはけることもなかった。

YUIの後継者になりえるのは新山しかいない気がする。いつも心がここにない感じで、何か別のことを考えてそうな雰囲気がYUIぽくもある。部屋で独り孤独に膝を抱えて曲を作ってる感じがたまらないわ。

そしてライブ終演後に会場で「20」の先行チケットをNo.1から販売。なので終演後はあわただしくチケットブースへ移動した。
それに、この日は物販で既に持ってるCDアルバムをさらに買って新山のサイン色紙を初めてゲットした。飾っておくわ。

新山詩織 アーティストデビュー3周年記念ライブツアー「19」EX THEATER ROPPONGI12月19日(土)セットリスト

01.Looking to the sky
02.Dear friend
03.ひとりごと
04.sunny day
05.フィルム
06.今 ここにいる
07.絶対
08.だからさ
09.「大丈夫」だって
10.ありがとう
11.たんぽぽ
12.午後3時
13.好きなのに
14.分かってるよ
15.気まぐれ
16.シャボン玉みたいに
17.しおりのR&R
18.Everybody say yeah
19.ありったけの愛
20.現在地
21.ゆれるユレル
22.Winding Road
アンコール
01.Hello
02.Don't Cry
PS. それにしても新アー写と「隣の行方」ジャケットの新山詩織が美少女すぎる!>_<
今現在の日本のアイドルシーンをすべて見渡しても、これほどの美少女はいないってぐらいに完璧美少女すぎて辛い。

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