月刊新垣結衣（2010）を手に入れた

新垣結衣のいくつかある写真集のうちの１つ「月刊新垣結衣」（新潮社）を半年ほど前に手に入れた。買っておいて袋を開封しないままだいぶたつ。ようやく開いてみた。
奥付を見ると2010年7月22日発行と書いてある。もうそんなに前になるのか。

これ、発売時の定価が2310円。雑誌扱いのムック本としては高価。今回は700円で発見して迷った末に購入。

女優の写真集と言うとセクシー要素がないとそれほど人気がない写真集になってしまうことが多いのだが、この月刊新垣結衣はわりと人気が高いのか、それほど中古で見かけない。出版から5年経ってもまだまだ手放す人は少ないようだ。今回じっくりと音楽とコーヒーを用意して鑑賞。

ガッキーが背中の開いたドレス姿でソファーに寝転んだり、ダボダボでラフな普段着でニューヨークを散歩するスナップ写真によるおしゃれな1冊。おしゃれ？そんなに気合の入った感じはしない緩い雰囲気。
セクシー要素が皆無で、よほどのガッキーファンじゃないと需要がなかったであろうことは想像がつく。

散歩してる服装が普段着っぽいけど、奥付見るとスタイリストの名前がクレジットされているので違うようだ。ガッキーは普段もこんな楽なスタイルを好む。

だが、自分からするとドレスからのぞく腕や背中が見えるだけで新垣結衣22歳の肉感を感じられて十分にエロス…女性を感じる。ガッキーほど10代のころからまったくイメージが変わらないままの清純派天使女優は他に見当たらない。

ページの中ほどにインタビューが掲載されている。SPEEDが好きだった小学時代、ニコラの撮影が楽しかった中学時代、女優を始めて忙しかった高校時代などを語る。ま、どれもすでにどこかで聞いたことのある話でそれほどの新鮮さはない。

「私は女優ですと言えるような段階ではない」と謙遜する新垣に、「舞台をやる気はない？」というインタビュアーの質問に

「ないです。そんな力量があるとは自分で思ってないんです。」

と、きっぱり即答。

新垣結衣の融通が利かない頑固エピソードとして、夜、家にいて、急に友人に呼び出されたとき「9時には帰る」という約束で軽く食事。

で、「9時になったので帰ります。」、服を掴まれたりしてすごく引き止められても9時15分にはそこを出た、という…。人気女優の友だちもこれじゃあ寂しいだろうなあ。

事務所もコントロールが大変かと思いきや、根がビビリで真面目というガッキー、わりと不協和音も聞かれず、ずっとうまくやっている。おとなしくてあまり不平とか不満とか言わないで溜め込みそう。

秋の新ドラマ「掟上今日子の備忘録」の番宣番組で、「掟上（おきてがみ）」という名前にちなんで、お笑い芸人のロッチが新垣に置手紙を渡すことを試みる…という企画があったのだが、これがちょっと興味深かった。

というのも、新垣と同じ事務所の内田理央、共演の岡田将生がそろって依頼を「ムリムリ！」と強く断ったのだ。この場面を見て自分は、能年の一連のトラブルに見るように、レ○ロという会社が「怖い事務所」という噂は本当なんだなと思った。体育会系でコワモテ男性社員が厳しく目を光らせて見守ってるって噂は本当なんだなって。ま、それだと変な虫はつかなくていいかもしれないけど。

あと、「ナカイの窓」という番組でのガッキーが興味深かった。。
ガッキーはプライベートではほとんどインドアで過ごす。芸能の世界で仲がいい友だちといえば川島海荷。
川島の話によれば「この世界でガッキーが一番インドア」「警戒心が強い」「一見怖そう」「オーラを消すのが上手い」など自分の見立てとほぼ同じことを言っていた。

あと気になったのが、「酒を飲みながら料理してる」と言っていたこと。ガッキーは家飲み派。気をつけないと嵐の番組でヨガをやったことがあったかと記憶してるけど、太ももとかちょっとだらしないガッキーになってしまうかもしれない。

そういえばガッキーにはまさみのような美容への飽くなき探究とか、女優としての野望を実現するための努力とか、あまり感じられない。ま、ガッキーは10代のころからまったく増減がなく圧倒的スタイルのままだけど。

「家に楽器がたくさんある」「アコギが3本ある」などの意外な趣味も告白。だが…、ガッキーは楽器がほとんど弾けないんだそうだ。

自分はまだ「掟上」をまだ見ていない。また録画が溜まったら見ることになるかと……と思いきや、「掟上」の第2話が録画できてない！「新垣結衣」で番組録画の登録をしてるのにときどきこういうことがあるな。番宣はいくらでも録れてるというのに。もうDVDが出るまで見ない気がする。