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2015年8月20日木曜日

死刑台のエレベーター(2010)

この映画は1958年のルイ・マル監督作の日本版リメークなのだが、公開直後から酷評されまくったことで有名。自分はまだオリジナルを見ていないので、ひょっとすると受け入れることができるかもしれない。

それに、俺の北川景子が出ているので前から一度見なくてはと思っていた。ようやく重い腰をあげて見てみた。北川景子にだけ注目して見るという方法で1本乗り切る。

北川景子、ひょっとして映画ファンの間では演技が下手ってことになってる?初登場の瞬間から声が可愛すぎる。俺の知ってる景子よりも声がふわふわ高い。ポニーテール景子、清楚で可憐な美少女すぎて愛おしくてつらい。

舞台になっている横浜郵船ビルの雰囲気がすごくいい。室内もアメリカ映画っぽい。

開始1分で違和感。吉瀬美智子と阿部寛、「愛してるわ」「愛してる」、いい大人の現代日本人がそんな会話するのか?

ヤクザにぼっこぼこにされ拳銃を奪われる警察官・玉山鉄二、なんで早く上司に報告しない?警官の制服で他人の車を盗んでどうにかなると思ってるのか?警備中の警官が1人行方不明なんだぞ!?北川、「わかった、拳銃取り戻せば刑事になれるのね!」って、その発想、見ている全員がずっこけたわ。

阿部寛、あの計画の破綻、日常あるあるだわ。だが、ミスのリカバリー中にビルの主電源オフって予想できない事態でもないだろ。医師としてその判断の甘さ、どうなん?阿部はほとんどエレベーターの中で過ごす。この映画の登場人物たちは全員いきあたりばったりすぎ。想像力が欠如しすぎ。ま、この世はすべて偶然に支配されているけど。
エレベーターからの脱出を試みる哀れな阿部、溺れる者は藁をも掴むとはこのことだな。努力はすべて徒労。

美容師北川、阿部の車からカメラ発見、「ライカM2!いいなあ、欲しいなあ」って、一目でライカM2を見分けるってタダもんじゃないだろ。俺、ライカなんか触ったこともないわ。「なんでカメラに興味ないの?へんなの」って、自分の経験から言っても世間のほとんどはカメラに興味をもってないぞ。

玉山、行動が意味わからなすぎ。てか、北川、なんでそんな頭のイカレタ男とつきあってる?カメラはしまっておけ、ケータイは捨てろ、意味分からん。ヤクザとカーチェイスに何の意味が?
みんなライカで記念撮影、どうかしてる。平泉も「あとは相談しとけ」って拳銃渡して風呂とかおかしい。
北川が初めて触る露出計もないライカ使いこなして決定的証拠写真をちゃんと撮影できて残してたことが驚き。なぜ美容師やってる?

柄本明、暗室作業の知識あるのか?柄本だけがたちどころに全体像が見えている。スーパー刑事だな。

これが吉瀬美智子の初主演作。それほど主演って感じがしない。酷評されまくって気の毒。港のベンチでうなだれてると、現れる阿部の幻影。「生霊か?!」、笑ってしまったわ。てか、完全に笑わせようとしてるだろ。

というように、酒飲みながらツッコミまくりながら見る映画としては最適。そういう映画もあっていい。細かいことはどうでもいい、スターたちを見ろっていう。
ところで、オリジナル版もこんなドタバタ面白映画なのか?タイトルのつけ方を間違えてると思う。
北川景子が好きなら見てもいい。だが、見るべきものは他にもたくさんある。主題歌はJazztronik×YUKI「ベッドタイムストーリー」

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