2015年7月21日火曜日

僕は友達が少ない(2014)

僕は友達が少ない(2014)を見る。これはラノベ原作の映画化らしいのだが詳しいことは何も知らない。

北乃きいと高月彩良が出ている、ただそれだけのために手に取った。いつものようにどんな映画なのかなにも知らないまま見始める。

学校の屋上で独り寝て過ごす金髪高校生主人公(瀬戸康史)の「友だちがいない」というナレーションで始まる。いきなりチンピラに追い掛け回される。逃げっぷりがいい。そうだな、何からでも全力で逃げるのが一番いい選択だな。

「人と接するのは得意ではない」、なおも友だちがいない理由の独白はつづく。教室に忘れ物をして戻ると、北乃きいエア友だちともちゃんと楽しそうに独りで会話をしていた。

北乃きいもクラスで浮いている存在。「オマエ、見たのか?見たのかと訊いているんだ」、なんだかすごく芝居がかっていて自信満々で変わってる。「こいつ、ヤバい」、お互いに突っ込みまくりが始まる。北乃はニーハイソックスとミニスカの間から絶対領域をのぞかせている。

家に帰るとゴスロリ妹ツインテール(久保田紗友)が「くっくっく、よくぞ戻った我が半身よ」、これが唯一の会話の相手だが、喋ることがすべて芝居がかってる。「もちろんコイツにも友だちはいない」

北乃は「隣人部」という部活動を始める。「死ね、リア充!」「この乳牛!いや、肉!」、入部希望者(大谷澪)を激しく拒絶する。登場人物が全員おかしい。これがラノベというものなのか…。自分には新鮮すぎる。

高月彩良は相変わらずきりりとしてて美人。なぜかずっとメイドの姿をしている。
そしてエロ妄想天才科学少女も登場。まだまだ変なキャラ紹介がつづく。シュールな小劇団芝居。

「リア充はみんなでカラオケに行くらしい」ということで、隣人部全員でカラオケへ。なぜか北乃が歌う歌がラフ&レディ「背番号のないエース」w。

ゲームの世界ををバーチャルに体験できる装置が出てきてから説明できない展開。ラノベってすごい。なんか、面白かった。北乃きい、天才だなって思った。

栗原類が登場するシーン、笑いを取る率はほぼ10割。横に居る巨乳は誰?

ある意味、「惑星ソラリス」や「完全なる首長竜の日」みたいなSF映画だったのかもしれない。そうでないのかもしれない。

この映画はヴォリーズによる旧豊郷小学校が舞台になっている。一度行ってみたい場所だな。

予告編を見ただけではどんな映画なのかまったくわからないと思うし、何も映画の雰囲気を伝えていない。

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