2015年7月19日日曜日

六月燈の三姉妹(2014)

「六月燈の三姉妹」という映画を見てみる。鹿児島市の商店街にある家族経営の和菓子屋を舞台にしたホームドラマ?鹿児島ローカル色がかなり濃い。

吹石一恵が主演らしい。離婚して故郷に帰ってきたって役。この人、10代中ごろから30代の今までずっと女優として活躍。目がすごく個性的。現在、32歳。ひょっとしてまだ独身?スタイルいいし美人だしモテると思うわ~。タバコ吸うシーンはかっこよかったわ~。

津田寛治はエリート役やらせたら日本一。税理士事務所を経営する。キッチリカッチリ髪型とメガネが決まってる。汗を拭き拭き吹石を追いかけて「とらや」にやってくる。

夫婦の離婚するかどうかシリアスな話の間に母・市毛良枝が店の新商品の菓子を持ってきて娘・吹石に感想を求める。このシーンがなんか面白い。客足の遠のいた商店街が舞台のドラマなので地味でつまんないかなって思ってた。軽快なコメディになってる。

鹿児島の方言で話す家族に吹石が「ぜんぜんわかんない!」って第3者として視聴者を代弁してつっこむシーンも笑った。あと、この映画の面白さは津田寛治によるところが大きかったと思う。

吉田羊、吹石一恵、徳永えりの三姉妹が家族で和菓子店を建て直すために奮闘する。浴衣三姉妹でキャンディーズを歌うシーンがある。このシーンが素敵。3人とも気が強い。日本家屋に三姉妹、もうひとつの「海街ダイアリー」。もっと注目されてもよかったのにって思った。ええっ?!徳永えりってもう27歳だったのか。

鹿児島の名物「かるかん」、これ、是枝監督の「奇跡」(鹿児島が舞台!)にも出てきた。食べたことないのでイメージできない。鹿児島は遠くて行く機会がなかなかないなあ。

主題歌は石原有輝香の「月奏」。なんか、石原有輝香という名前が自分にはすでに懐かしい。

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