2015年7月16日木曜日

夏帆 「きな子~見習い警察犬の物語~」(2010)

夏帆映画祭その3、「きな子~見習い警察犬の物語~」(2010 松竹)を見る。

どう見ても犬が主人公でハートフルでヒューマンなドラマ。自分は絶対手に取ったりしないジャンルなのだが、夏帆主演映画でまだ見ていないものがもうこれぐらいしか残ってなかった。

これは香川県を舞台にした映画なので、登場人物全員が関西弁。夏帆も関西弁。ほとんどジャージ姿で犬に語りかけるシーンが多い。

開始からしばらく犬のう○この話題が続くので食事しながら見るのには向かない。

えっ?警察犬って警察で訓練してるんじゃないの?警察犬の試験って公開で行われるの?いろいろ初めて知った。

犬も失敗すれば笑われる。「アンタのせいで大恥かいたわ!」、そんな悲哀。

ま、家族で見るような映画で刺激とか一切ないんだろうと思ってた。だが、家族で見れて大人も満足できる映画だったと思う。犬好きも夏帆ファンもみんなきっと満足。

亡き父の背中を追い警察犬訓練士をめざす→失敗ばかりのゆとりドジっこ夏帆&きな子→挫折して実家へ戻る→バイト求人誌みてタメ息→所長(寺脇康文)が夏帆の父との感動秘話披露→なまいきだった寺脇の娘が遭難→ダメ犬きな子の予想外の活躍→やっぱ私にはこれしかない! という映画らしい映画。脚本も一定以上のクオリティを保っている。

戸田菜穂を久しぶりに見た。この人いつ見てもきれいだな。
香川が舞台なだけに、実家のうどん製麺所を継ぐために訓練士をやめるとかいうエピソードもからめてくる。
夏帆は18、19になっても中学生のような顔をしていた。この映画でも可愛いけど、20代に入ると注目作が減っていく。10代中ごろから人気だったアイドル女優にとって20歳という時期は難しい。でもちゃんと夏帆は演技の幅を広げている。素晴らしい演技をしている。

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