2015年5月23日土曜日

剛力彩芽 「L♥DK」(2014)

またまた少女マンガ原作で旬のアイドル女優が出てる映画を見てみる。剛力彩芽主演 「L♥DK(エルディーケー)」(2014)。
こんな映画が存在することもまったく気づいていなかった。どう見てもいい大人が見る映画でないわけだが、キャストに石橋杏奈の名前もあったので見てみようかと。

恋の相手は山崎賢人、「管制塔」「アナザー」に出てた若手だな。秀才でスポーツマン、学園一番のモテ男と普通女子が最悪の出会い…という少女マンガの王道パターン。
だが、この男がずうずうしくて性格悪い。親友をこっ酷くフったことに怒りケガをさせてしまった剛力の罪悪感をことごとく利用しつくす。この男、山Pと演技も雰囲気もクリソツ。

剛力が男をおんぶして必死で家まで送ると…そこは自分の家。嘘っ?!その男、1週間前に隣の部屋に越してきた男だった……ってゆう。こんな若い男女が暮らしてる物件に高3の娘が一人暮らしするのを許す親がいるのか?

で、剛力のおっちょこちょいによってスプリンクラー作動で部屋がめちゃめちゃ。「オレ、お前の部屋に住むわ」、やっぱ少女マンガだな。強引な展開すぎるが驚くほどでもない。

意地悪で私をからかってばかりの彼、ヤダ、意外に優しい一面もあるのね……って展開へ。もう見ていられない。

恋のライバル石橋杏奈、わがままお嬢。初登場からなんかコント見てるみたいで面白すぎた。剛力と石橋、同じ年だったんだな。どうみても石橋のほうが可愛い。
大家・白石美帆、下宿人が男女の間違いをおかすかもしれないってのに無責任すぎるだろ。

剛力彩芽の演技を見たの初めて。剛力、事務所の先輩・上戸彩に似ているが、上戸が10人中8人が可愛いと答えるのに対し、剛力は5人がいいとこ…かもしれない。かなり個性的な顔だ。男の強引さに戸惑い驚く顔がイチイチかわいくない…。

一方で親友・岡本 玲は20歳過ぎても相変わらず可愛い。その他のキャストがドラマや映画で既視感のある人ばかりで新鮮な感じがしない。内容もベタで代わり映えしない。
だが、安定の予想通りだからこそ面白いとも言える。ベタなものがベタなまま、期待したものが期待した通りに出てくるって大切。たぶん中高生は楽しめる。大人は突っ込める。

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