2015年5月26日火曜日

大島渚「戦場のメリークリスマス」(1983)

大島渚の映画を今まで一度も見たことなかった。誰でも名前は知ってる日英合作映画「戦場のメリークリスマス」を見た。坂本龍一のこの曲が好き。

またいつものごとく何も予備知識がないままに見始める。1942年、ジャワの日本軍俘虜収容所が舞台。この映画は男しか出てこない。

乱暴なハラ軍曹(ビートたけし)の前に縛られボコボコにされた朝鮮人軍属カネモトが引き出される。オランダ人捕虜を看病してると見せかけて犯したという軍規違反。この映画は収容所内の同性愛がテーマか?収容所所長ヨノイ大尉(坂本龍一)は処刑(切腹)を捕虜の代表たちを立ち会わせる。ジャワでの日英文化摩擦と衝突が描かれる。

ビートたけし、坂本龍一、通訳ローレンス中佐(トム・コンティ)の日本語の会話がカツゼツ悪すぎて全然聴き取れないw 何話してるのかよくわからないまま見続ける。

当たり前だけどデヴィッド・ボウイが若い!坂本龍一の顔が日本軍将校っぽくない!若い内藤剛志が日本兵っぽすぎてキモい。内田裕也が今とまったく違いすぎてますやん!

寝ているセリアズ少佐(デヴィッド・ボウイ)が、いっちゃってる日本兵に剣で暗殺されそうになるシーンのアクションが「えっ?!」っていうほどしょぼい。空腹と緊張の極限状態だと人間の動きはああなるということか?

セリアズ少佐の少年時代の回想では弟がイジメにあってる。英国の寄宿学校も酷い。

英国人にとって日本人って本当に意味が分からなくて不気味だったんだろうな、って映画?

うーん、自分にはピンとこなかった。

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