2015年3月7日土曜日

パンクは好きですか? 宮崎あおい「嫌いです」

宮崎あおいがNHK大河「篤姫」の大役を終えた時期に、谷中・根津・千駄木を散歩したecocolo 2009年3月号を拾ってきた。108円。

宮崎あおいに少しでも関心があれば彼女が「シール&グリーティングカード」収集に執着してることは知っているだろうと思う。宮崎あおいは「篤姫」の収録が終わるとき、キャストとスタッフ全員に手書きのカードを配ったという。なんと170枚。
カード作りは楽しかったです。最終日の1ヶ月前くらいから準備を始めて。そして、1枚1枚書き終わったら、台本の名前に線を入れてチェックするんです。その人と話したことや、撮影の想い出を振り返りながらメッセージを書いていきました。1年前でかかわった人の数は予想以上に多くて、中には会ったことのない人もいたりして(笑)。貼るシールも、衣装さんだったら着物、かつら屋さんにはかんざし、メイクさんにはメイク道具という感じで、それぞれの職業に合わせて、考えながら作りましたね
なんと会ったことのない人にまで真心こもった自筆メッセージカードを送っていた。宮崎の人となりを知るエピソードだ。宮崎あおいのカードとシールへの異常な情熱を知る証言だ。

ここで話していることが本当だとすればこのとき書かれたカードを和宮を演じた堀北真希も持っているはずだ。宮崎と堀北、よく不仲女優の代名詞のように都市伝説的にゴシップ誌やネットに書かれることが多い。宮崎も堀北も若くして大女優で気が強い。きっと多少はライバル視してるようなところはあるかもしれないが、そんなことは誰でも多少はあることだろうと思う。本人たちはそれほど気にしてないのかもしれない。

そして宮崎が親しくしている友人たちについて言及している箇所
友達が家に来た時に、必ずどこかに手紙を隠して帰るんです。栗山千明、須藤温子、ベッキー、松本まりかのメンバーは、昔共演してからずっと変わらず仲良しで。前に泊まりに来た時は、家の洗面所の引き出しに〝見つかっちゃった。昨日は楽しかった〟って書いてある手紙が置いてあったり、その後来た時は、戸棚を開けたら、〝あなたはこれをいつ見つけるでしょう?この間はとっても楽しかったね〟っていう手紙があって。いつも思いも寄らない場所に隠してあるから、見つけるとすごくうれしい
なんと楽しそうなことをしているんだ。ちなみに、ここで宮崎が名前を挙げているメンバーが共演した番組は2000年にフジテレビで放送されたウェブ起業をテーマにした半ドラマ半ドキュメンタリー秘密倶楽部o-daiba.comのことだ。これ、なんとなくしか覚えていない。見てみたいのだが方法がない。よほど気が合ったんだな。ずっと交流を続けて欲しい。

「篤姫」撮影の合間に宮崎は「一度ご一緒したいと思っていた」という宮藤官九郎監督作少年メリケンサックに主演した。最後にインタビュアーは、「宮崎さん、パンクは好きになりましたか?」と質問してみた
「いえ、嫌いです。というか、ああいう衝動が私にはないので、やっぱりわからないですね(笑)。」
ここまでキッパリ即答するって、よほどダメなんだろうな。パンクに傾倒していく橋本愛は珍しい部類なのかもしれない。ちなみに宮崎あおいはハナレグミのファン。

2 件のコメント:

  1. 「パンクは嫌いです」って・・・ギター弾いてブルーハーツを歌ってたCMはなんだったんですかね?

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  2. ブルーハーツをパンクとは認識してないっぽい。ちなみに宮崎は歌は苦手ってミュージカル「星の王子さま」で言ってた。

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