2015年3月31日火曜日

キャリー(2013)

クロエ・グレース・モレッツ主演映画を初めて見た。スティーブン・キング原作の名作ホラー「キャリー」の2013年のリメーク。
実は自分はまだデパルマ版「キャリー」(1976)を見ていない。「いじめられっこ超能力者マジギレ大惨事ホラー」だと認識している。

自分はいつしか最新の洋画を見ることがまったくなくなった。できることなら日本映画界を支援したいので邦画を選ぶ。それもDVDで見ることがほとんどになってしまっているが。

なので、クロエ・グレース・モレッツというアイドル女優も知らなかったし、人気スターもほとんどわからない。ただ、スティーブン・キングの「キャリー」の映像化作品を見たいなと思っているとそこにあったので手に取った。ちなみに、クロエ・グレース・モレッツ、このとき15か16歳。今まだ18歳なのかよ!黒島結菜と同じ年かよ!

おどおど挙動不審でもかわいい黒江キャリー。高校のプールでの体育の授業後、シャワー中に「血がぁ~!」パニック!そして、クラスメートから生理用品を投げつけられる。iPhoneで撮影したイジメ動画をネットで公開するドイヒー生徒たち。ブタの血あびせるとか…常軌を逸してる。イジメ、ダメ、ゼッタイ!

ママ(ジュリアン・ムーア)がいっちゃってて怖い。先生はプロフェッショナルを感じる心優しい先生。アメリカの先生は大人として生徒の恋愛まで見守って男女交際を教育してる?少なくともドレスアップしてダンスパーティーに行くことは高校生のうちから機会を与えているようだ。これだとオシャレと恋愛に無関心ではいられなくなるだろう。
自分としてはスーとイケメン君の行動が真意を測りかねて意味が分からなかった。なにか別の企みがあるんじゃないの?ってずっと疑ってた。本当にいい人だったんだな。

かわいいキャリーもありなんじゃね?という一石を投じた、情緒不安定挙動不審美少女に萌える問題作キャリー。だが、これは高校生が見ればいい映画だったな。アメリカのバケツは当たると即死するほど重いんだな。

のうねん主演キャリーもありえるな…。だが、見たいかどうかは別問題。自分もこんな超能力で何人か相手にブチギれたい。

3 件のコメント:

  1. 洋画を取り上げるのは珍しいですね。
    旧版キャリーは発育不全で根暗な覚醒していない悪魔。ママは狂信者だけど、ヴィジュアルが聖母風なので実は悪魔を封じ込める天使かもしれない。クライマックスは同時進行で画面分割して、密度が濃い。新版はカット割り多用で対抗していた。旧版ママとキャリーはアカデミー賞ノミネート。おまけのエンディングが語り草になるほど恐ろしかった。

    リメイクのもよかったが、やっぱりデ・パルマの、オープニングやクライマックスの魔術のようなスタイリッシュな映像ショーが好き。映画全体のバランスなんか全然考えてないみたい。だから駄作でも面白い。日本の映像作家は絶対影響受けている。

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  2. あっと書き間違えた。「キャリー」は大傑作で駄作じゃありませんよ。なにせ出来不出来の激しい監督なのでね。

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  3. あの地獄絵図をCGのない時代にどうやって描いてるのか気になります。いずれ見るつもり。デ・パルマはすべてが良いわけじゃないのか…。

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