2014年9月16日火曜日

APSコンパクトカメラ MINOLTA VECTIS300 で撮る


このカメラも324円で箱の底から見つけ出した。1998年発売の3倍ズームAPSコンパクトカメラMINOLTA VECTIS300というカメラ。非常にコンパクトでステンレス製で後のコンデジに通ずるデザインだ。

だが、APSフィルムはもう生産されていない。需要がないカメラは当然安い。1998年製だと、古カメラ好きの興味を惹くようなカメラでもない。以前ジャンクで買ったAPSフィルムがまだ1本残っているはずなので買って帰った。

電池はCR2というリチウム電池を使用する。高い電池は買いたくないのでちょっと躊躇したのだが、
まったくキレイだったし使えるに違いないと買って帰った。
とても324円という価格は適切ではない。いつの日か、APSもどこかの会社が復刻生産してくれるんじゃないかと期待。

電池の蓋がどうしても開かないのでおかしいと思っていた。電池を買って入れてみると、液晶インジケータが点灯。おっ?フィルムが撮影の途中だった。前の所有者がフィルムを入れたまま処分してしまったカメラだ。

中古カメラをいろいろ見ていると、フィルムが入れっぱなしという個体に出くわすことはよくあるのだが、このカメラは電池が入ってないと取り出すこともできないので、フィルムがそのまま使えるはず。フィルムの残りを自分が引き継いで撮ることにした。APSフィルムならではの事態。

フィルムを何本も撮らないうちにデジタルに移行してしまって、まったく使わなくなってしまった1台だったんだろうなぁ。フィルムは25枚撮りnexia400が入っていた。APSは画角を変えられたり、データを書き込んだりできる機能がついているのだが、PDFマニュアルを読むのもめんどくさいので、感覚だけで1本撮り切った。現像してみた結果が以下
フィルムを途中から受け継いだつもりだったのだが、なんと前の所有者はフィルムを入れてまったく何も撮っていなかった。25枚フルで撮り切った。横田基地の水道タンクはテレ側最大ズーム。空軍輸送機の写真は奇跡的に真ん中に納まっている写真。

2 件のコメント:

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    今年の夏、約2〜3年振りにカメラ小僧になってきました。。(^-^)/
    ロッキン2日目の後に三陸探訪や映画ロケ地巡り。そして、きゃたぴー(片平里菜)の福島フリーライブで現地の雰囲気や所縁の地を撮ったりしてました。。^ ^
    現地で一眼構えてバシャバシャ撮って帰ってから古いプリンターを新しいのにしたり…現像した写真の画の綺麗さに感動しました…データだけだと実感が薄いので。。(._.)
    やっぱりカメラいじりは撮影地に行って、撮って、現像してその写真を見るまでが一連の流れなのかと…高校の頃、一眼持った友人たちが鉄道の撮影ポイントに銀箱担いで行ってバシャバシャ撮ってそれを現像したのをみんなで見せあったりしたのを今回、思い出しました。「風景だけでなく、封印していた鉄道や人物も撮りたいな」と最近、思うようになってます。。

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    自分はデジイチとか持ってない。古いジャンクカメラ30台ぐらい集めてしまってとっかえひっかえ風景撮ってる。

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