2014年9月19日金曜日

新怪談耳袋 最終夜 1と2

そして桐谷美玲映画祭その2、2006年夏にTBSで放送された「新怪談耳袋」シリーズ「 最終夜」に桐谷が出ているのを検索で知ったので借りて帰った。桐谷17歳、女優としてのキャリアをスタートさせて間もないころ。

これ、出た直後ごろに見てたことに気づいた……orz

TBS深夜の短時間枠で放送された低予算の子供だまし的な連続ドラマ。星野真理、桐谷美玲、小池里奈の三姉妹と父・嶋田久作一家に次々と起こる恐怖の霊体験の数々のオムニバス。どれもそれほど質が高くない。ま、見なくてもいい2本だった。

桐谷美玲が主役の回というと、「無表情」「姉形」「臭い」「中学の同級生 前編・後編」ということになる。

「無表情」は生霊がテーマ?「姉形」は桐谷が苦しみながら人の髪の毛を吐きつづけるのだが、何も説明がない。「臭い」は小泉八雲の「むじな」パターン。「中学の同級生」は夏によく放送されるような恐怖体験記的な1本。

現在グラビアで活躍中の小池里奈12歳も桐谷の妹として出演。心霊写真をめくるだけの「水辺の写真」、オチに失笑の「超能力」、勢いだけで笑わす「大変やぁ」、はっきりいってコントな「同じ傷」に出演。ユーモアで笑わす話もある。オチもなければ解決もない話が多い。

四谷怪談、円朝の「牡丹灯篭」、小泉八雲の「怪談」、「遠野物語」が後に、日本独自のホラー映画を発展させる土壌になったのか?「サダコ」以後、この国の映像作家たちは「恐い」と思わせる独自の技術を発展させていった。映画を見るつもりで見始めるとしらけるが、映像を勉強するつもりで見ると意義があるのかもしれない。「絆創膏」の化物はキャラが立ってる。

桐谷美玲の顔も体型も大変に個性的。初々しくて萌える。あまりオススメは出来ない作品だが、桐谷オタは当然に見ている作品なんだろうと思う。

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