岩手旅行記 「あっか洞」

今年も東北を友人とふたり車で旅行して昨日帰ってきた。岩手県岩泉にある「あっか洞」が最初の目的地。山の奥へ奥へと入っていく。遠かった。

岩手というと龍泉洞が有名だが、こちらの「安家洞」は県外ではそれほど知られてもいない。龍泉洞は人で賑わってしても、こちらはGWといえど人もまばらなので、ゆっくり雰囲気を味わいながら洞窟内探検ができる。

入場料大人1,000円を払って、入り口でヘルメットを渡される。ヘルメット着用鍾乳洞は初めて。いきなりこんな低いところをくぐる。ガッといきなり頭をぶつける。

こんな階段もあるけど、思っていたほど上り下りが少ないな。
ただ、内部はいたるところで「雨？」ってぐらいに水が垂れている。びしょびしょになってる箇所が多いので履物には気を遣うべきだろう。

内部は冷気で満ちている。どしゃ降りの雨の音だけがする。この日は自分たち以外には2組の客にしか出会わなかった。

なんか、九段下駅っぽいなって思った。降りてくぐって上って……。

友人とふたりなら何も怖くない。一人だと不安だ。

体を斜めにして通行。だが、この鍾乳洞は広くて、通行が困難な箇所はない。









鍾乳洞、人生で一度ぐらいは入ってみるべきだろう。

規模の大きい鍾乳洞だが、公開されている部分はほんの一部なので20分ほどで回れるだろう。また入り口に戻る。

あっか洞周辺ではカタクリが見ごろを迎えていた。東京では自生してるカタクリを見ることはあまりない。

その後、北緯40度日本最東端の普代村へ移動。1泊目はなりゆきで黒崎灯台のオートキャンプ場にした。このあたりの4月はまだまだ冬。キャンプしてる人なんか自分たち以外にいない。夜が寒すぎた。地元の小さなスーパーで買った魚やはんぺんを焼いて食べた。