六本木って自分は数年に1回ぐらいしか行かない街だが、EXシアターというライブハウスができてしまった。今回初めて行ってみた。
中野でラーメン食べたりしていて開演時刻ギリギリ到着。すでにカフェのある屋上庭園では小園美樹という少女のライブが行われていた。ほとんど聴けなかった。このライブが終わってから入場整列が始まる。待ってる人を飽きさせないために新人お披露目的なライブ?こういうの、いいね。
この企画ライブイベント、3,000円と格安だったのに簡単にチケが取れた。当日券も出てた。当初はスタンディング予定だったものの、座席がセットされた状態でのステージに変更。やや寂しい客の入り。やはり男性客が多かった。中年男性の姿が目立った。
フツーに渋谷公会堂で見ているような感覚。座席後方は自由席なのだがスカスカだった。会場が大きすぎたのかもしれん。次回があるとすれば今後の課題。
小園美樹は浜松からやってきた中学3年生。この子が総合MCを務めていたのだが、すごく慣れた感じで上手かった。何か云うたびに「うふふふ」とキュートに笑う。
一人目のアクトは沖縄の19歳、Suzuが赤いワンピース姿でアコギ&男性ギタリストとふたりでのステージ。この人、ミュージックドラゴンで見たことある。あぁ、またこんな少女がまた一人……って思った。うーん、歌はなかなか上手い。東京のスカした大人の客を前に、まるで高校の教室で女子たちに話してるかのような沖縄方言まるだし早口MCで通していた。「でーじ緊張するサー」「Suzuしか喋ってないって言われるサー」
最後にやったカップ芸には関心した。こんなの初めて見た。この子はその後もバルコニー席でずっと他の出演者を熱心に見ていた。
二人目は見田村千晴というピンクのTシャツにジーンズ姿の28歳のアコギ1本弾き語りガールが現れた。遠めに見る限りのっちがアコギ弾き語りするとこうなるだろうという感じ。自分はまったく予備知識がなかった。いきなりサビ始まりで圧倒された。この人は少女時代から華々しい音楽経歴を持つ。18歳で岐阜から上京。「ギタ女じゃなく岐阜女です。あ、予想してたよりウケた。」
この人も圧倒的に上手くて強い印象を残した。昨年メジャーデビューしたそうだが、この年でデビューしたということは、それなりに苦労してきたに違いない。これまでに経験した頭にきたことや色々な感情を力強く歌っていた。橘いずみみたいな感じ?まさに語ってる感じ。ややアクの強い感じ。新しいアルバムからの曲をやってたみたいだ。マイクを手のひらでボフッと叩いてギターのボディを叩いてリズムを、リフをシーケンスループさせ他の出演者より大人の技術を見せた。ギターと声だけで勝負していた。
そして、新山詩織。はっきりいって新山が出なければこのチケットを買っていない。この日はバンド編成でのステージ。1ヶ月前の渋谷WWWでのステージ以来の新山のライブ。楽しみだった。渋谷とほぼ同じ衣装だったように思う。
イントロが流れ「今日はみなさん、楽しんでいきましょー」と「Don't Cry」でスタート。早々に客席から手拍子が起こる。「次の曲は、もうみなさん手拍子してくださってるので、何も言う事はないんですが、そのままでお願いします」と、アコギを置いてスタンドマイクに手を掛けて、ぎこちない笑顔に独特のビートを感じさせる頭上での手拍子しながら「大丈夫」だってを歌う。
「ありがとうございます。この日を楽しみにしていました。初めてのステージで緊張しているんですが……、先月の1stツアーに来たっていう人いますか?」、(行ったよ~という声がかかる)「あの日以上にみなさんに楽しんでもらえたらって思います。ひとりひとりいろんな色があると思うので、みなさん楽しんでもらえると思います。ステキなアーティストさんに会えて。たくさん話したい!」と新山。自分は新山ファンとしてこの日のセットリストを記録した。
新山詩織 「n.g.g.f」 5月25日六本木EXシアター セットリスト4人目は住岡梨奈、白いフリフリワンピース姿でギターを抱えて登場。女子から歓声がとんだ。「待たせたねぇ」と返す。
1.Don't Cry 2.ひとりごと 3.今 ここにいる 4.「大丈夫」だって 5.Looking to the sky 6.ゆれるユレル (1~3はアコギ、5~6はテレキャスター、バンドはギターとドラムはツアーのときとは違ったメンバーだった)
ギター1本で勝負。自分は昨年のJOIN ALIVEで見て以来。実はそれ以来あんまり聴いていなかった。高いアニメ声がちょっと苦手って思ってた。だが、自分は住岡をちょっと誤解していた。ちょっとナメてた。この日のライブで一番の実力者だと思った。ギターも歌唱も安定している。
そして、ローラ系不思議ちゃんを思わせる喋りだが、リズム刻みながらのMCがうまいと思った。声がよく通る。ミュージックドラゴンOPで知ってた新曲を聴いた。何、このキラキラポップ?ROCKも感じた。「みんな知ってるはず。みんな立ってみない?」と、テイラー・スウィフトのカバーを歌う。そして、卒業ソングだというよく流れている曲を最後に歌っていた。住岡が一番盛り上がってたように感じた。
この日の最後、5人目は山崎あおい。実は自分は山崎をまだちゃんと聴いたことがなかった。
え?!普段着?というような衣装でバンドに合流。ロックな曲メインのステージ。「ぜんぶ嘘だった」という曲では客席でタオルが回った。山崎目当てで来た客がどれぐらいいたのか把握できた。なかなか人気者。だが、もうしわけないが、自分としてはこの日の出演者の中では薄い印象だった。普通だなという感じしか受けなかった。「レイコさん」という曲はユニークだった。まだ初めてなので、今後印象は変化してくるかもしれない。この日はアコギ1本で勝負したアクトに強いインパクトを受けた。相対的にバンドだったアクトは印象薄。
山崎は「新山詩織ちゃんに話しかける夢を20回見た。」とステージ上で告白。「話しかけたい!これ聴いて話しかけてきてくれないかな」と求愛。「女性シンガーソングライターというジャンルが大好き」「こういうイベントを待っていた」という山崎にちょっと笑ってしまった。
全出演者のステージが終わるとアンコールとして再び全員がステージ上に集合。バックバンドの前に6人がアコギ抱えて横一列に並んで、後方スクリーンにまさかの「CHE.R.RY」の文字と歌詞が!ソロを割り振ってひとりずつ歌ったり、みんなで歌ったり……、すげえ!っていう光景だった。それよりも、ええぇっ、何この選曲?!
トリだった山崎の選曲だったに違いない。住岡も見田村も新山もどれほどYUIに思い入れがあるのか定かでないが、みんな知ってた曲でコードもすぐ覚えられたんだろう。
自分は、次世代アコギガールのニューリーダーで狂信的YUI信者の山崎による、「YUI先生、早く起ってください!私たちはYUI先生あっての存在です」という、YUI新党設立決起集会のようにに錯覚してしまった。そんなわけないか。
新山と住岡のYUI歌唱シーンは貴重だと思った。この日のライブはCSテレ朝で後日放送されるそうだ。要チェック!
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レポありがとうございます。良いライブ出下ね。小園さんのライブ、歌声が素敵。アンコール感動しました。ギターがかじさんでドラムがまいまいでしたね、新山さんのはじめて演奏したのも東京ですね。不在の人の力の大きさを感じる一日でした。
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私も行きましたよー!
ブロガーさんも絶対いらっしゃってると思ってました。
だって、このメンツ贅沢すぎるし、前から4列目で観てたんですけど、もう楽しすぎてやばかったです。
新山詩織は、ワンマン行けなかったので、looking to the sky とかアルバム曲も初めて聴けて嬉しかったし、RIJFのときより、成長してるなーと感じました。
くだらないと思いつつも、毎週の楽しみとして、テラハを見続けてる私には、りなてぃを一度観たいという思いがあり…
もうルックスは、断トツですね。
透明感あふれ、めっちゃ可愛かったです。一番歓声を受けることに慣れてる気がしました。
やや、声高すぎるなーと思ったけど、曲も聴いてきたから、楽しかったし、テラハのOP曲とか、言葉にしたいんだとか、力強くて、よかったです。
最後の山崎あおいは、昨日の私のお目当て。
チケット切るとき、お目当ての数は、りなてぃが一番多かったですね。
でもなんか、一番聴きたかったカランコロン聴けたし、レイコさんとか、嘘だったとか、ずっとアルバム聴いてたんで、やっぱ、一番盛り上がりました。
他の3人も、みんなそれぞれ上手くて、本当に楽しかったです!
そして、最後
あれは、もうなんですかね…
「CHER.R.Y」と言われたときは、興奮しすぎてやばかったです。
やっぱYUIさんがギタ女の先駆者だし、これで締めるっていうのは、すごく正しいなぁと思いました。
しかも、
山崎あおいのサポートメンバーには、かじさんと、まいまい。
なんですかね…この贅沢感。
かじさんがニコニコしながら、CHER.R.Yを弾いてるのがとても印象的でした。
このライブは、たくさんのYUIファンの方と来てたんで、ライブ終わりの幸福感がもうあふれてました。
あと、片平里菜いたら、最高だな。
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ええっ、まいまいとカジさん?!
自分は最後方でゆったりと見ていたので、あのドラマーの頭の揺れ方はまいまいっぽいな……とちょっと思ったけど。うーん、YUI崇拝系SSW山崎、まいまいから女同士しか知らない秘密とか聞き出しているに違いない。そのうちYUIとも友達になったりしたら、嫉妬してしまうかもしれない。
出演者をあんまり把握しないで行って見た。自分も、あれ、片平里菜は?って思った。
とあるバスケ部さんがいたとは思ってもなかった。METROCKのほうに行ってたかもって。りなてぃは遠目に見ても輝いてるなって思った。
いつかYUIも主催フェスをやっちゃいなよ!って思った。もっとでかい場所でね。
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METROCK あ~ちゃんより
今年の夏フェスは、メトロックとつま恋しかでません。
残念ですね。
フラフラもPerfumeも出ないなら、ロッキン行かないかも(-.-#)
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レポありがとうございます。
あと、大原櫻子がいれば、ギタ女どころかYUI女の出来上がりでしたね。
昨夜はTVで、女子アジアカップの決勝戦を、川澄さんをYUI様に脳内変換して見てました。
��SWも、もう少し年齢をあげれば、
笹川美和とか、ヒナタカコとか、池田綾子(火野正平の自転車に被さるあの歌の人ですよ)とか
知られざる宝石のような歌手は存在しているのに。どうしても若いギタ女に視線がいってしまう。でも現状は厳しいようですね。ああ、詩織ちゃん、勝ち抜いてほしいなあ。
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自分も夏フェスは「まるいもの」ツアー、「ぐりんぐりん」ツアーに備えて節約セーブしようかな。
笹川は知ってるけど、あとはわからなかった…。山崎、来年のYUI10周年にソニーが消極的なら、YUIリスペクトライブとか企画してくれないか。YUIカバー全曲マラソンとか。
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こんにちは。
贅沢なライブですね~。
メンツもそうだし、梶さん、まいまいさんもいたなんて。
そして最後にCHERRYかぁ。
5/11にどこかのライブハウスで、キーボードのARISAちゃんと、コレサワさんがYUIさんのカバーをしたとtwitterでみたことを思い出しました。
YUIさんをリスペクトし、YUIさんに影響を受けた人たちからの、病気療養中のyuiさんへのメッセージみたいに感じて、感慨深いです。
yuiさんが日記で、4人は楽しい♪って書いてあったし、早く良くなってライブに復帰して欲しいなと思います。
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職場から急いで行ったのですが…残念ながら、新山詩織のゆれるユレルが始まる頃に入場。それだけでもJOINALIVEを思い出しちゃいました…風格がついてきたような。。
住岡さんは、いつか聴いてみたいなぁーと思っていて、某テ○スハ○スの出演最期(たまたま観てた)にやった曲、あれが印象的でした。ローラの声に似てるのは…好きじゃないかも。。
山崎あおいはクアトロワンマン以来なので「おっ、執りか。。」って感じでした。やっぱり成長してるなぁー。夏フェス参戦時、かなりかけていた夏海と自分が前の会社にいた時に自分と重ねて聴いていた強くなる人…感極まりました。
アンコールセッションのCHE.R.RYには「おーっ!やったー、キター!!」
ローディーもドラマーもギタリストもまさにあの編成…素晴らしかった。。
そういえばちょっと前の山崎あおいのワンマン最終日は狙ってはないらしいのですが3/26…その時はYUIさんについて触れてなかったのです。ここにきて!って感じで…行ってよかったです。。
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ARISAがどうなってるのかも気になる。
3月26日はギタ女の日にしてしまえばいいさ!草の根運動で。
自分的に急速に住岡再評価が高まってる。