2014年5月24日土曜日

FUJI DL-200 DATE で撮る

FUJIFILM 1984年製 コンパクトカメラ FUJI DL-200 DATE を手に入れた。105円で。こんなカメラでも発売当時は4万円台後半はした。誰も見向きもしなくなった今、あえて使う俺。

こんなプラスチック製真っ黒押すだけカメラにそれほど興味はないのだが、なにせ105円だったのと、こういった襖開きレンズカバーのコンパクトを1台も持ってないし。
このカメラ、電池交換がユーザー側で出来ないという信じられないカメラ。わざわざ工場へ出さないと電池交換ができないなんて、そんなのアリ?こんな加工してある電池が入っていた。当時はまだリチウム電池が入手しやすくなかったらしい。工場で交換したほうが儲かるし、って会議で決まった?ありえない。

いつものようにCR123Aを2個、アルミホイルとセロテープで加工して代用。自分で何でもやらないと古いカメラで遊べない。デート機能は使わないのでボタン電池は交換せずそのまま。

さらに、ドロップ・イン・ローディングというフィルム装填方法を導入。プレワインディングという先にフィルムをガーっと出し切って、フィルムカートリッジに巻きいれて撮っていく方式。このタイプのカメラを使うの、自分は初めて。

さらに、測光センサーがレンズシャッターとフィルム面の間にあって、シャッターを切ってから光の量を読み取るTTL方式。光が充分だと判断したら瞬時にシャッターを閉じる。絞りも変化?調べてみても詳しいAEの仕組みがわからない。

フラッシュが点くか点かないかはシャッターを押してみるまでわからない。必ず発光するようにはできるが、発光しないように強制することができない。それ、不便すぎるだろ。

オートフォーカスはボタン半押しでジャッという音を出して瞬時にランプが緑色になる。ひし形の赤い光を被写体に照射する赤外線アクティブ方式AF。

プラカメラにしてはずっしり重く高級感もする。操作感が悪くない。シャッターボタンから指を離さないと巻き上げない。コンデンサーが劣化しているのか、被写体に出会ってすぐ撮ろうとしてもシャッターが押せない。

ではいつものように、方々へ連れて行ってテスト。フィルムはフジ業務用100の24枚撮り。

Fh010023a


Fh010018a
日高市高麗巾着田の桜、菜の花。
Fh010014a

Fh010012a

Fh010013a
千葉県館山
Fh010010
木更津

ほとんど失敗写真を撮らなかった。いいカメラなのかもしれない。

2 件のコメント:

  1. 川崎鶴見U2014年5月25日 0:34

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    このカメラの出た頃はリチウム電池の出初めじゃないですかね。
    生産ロット分に少し上乗せして電池メーカーに「タブ付き」で発注してますね。
    ��R系とCR系はサイズが同じでも構造や特性が違うんじゃなかったかな。
    ユーザーはカメラ店で電池を替えてもらったんでしょう。
    それにしてもいつもテスト撮影の写真がバラエティに富んでいる。
    どこかへ行く度に,こういうのを何台か持って行くんですか?

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    あ、たぶんカメラ店の事務室で交換してたかあ。
    ここ半年は出かけるときはフィルムカメラも持ってる。だいたい2、3週間で1本撮り切るかな。東北にはカメラ4台持って行って取っ替え引っ替え撮ってきた。記事を準備中。まだフィルム通してないカメラもあと4台ある。もういい加減安いからって買い集めるのは終わりにしたい。

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