WHAT's IN? 2009年8月号 Perfume「⊿」全曲

Perfumeが「⊿」を発表した2009年のWHAT's IN? （8月号）がそこにあったので手に入れた。105円。

「⊿」の全曲解説が載ってる。注目の会話だけ拾ってみる。

love the world  のっち「レコーディングのとき、ひどい風邪をひいてしまって、私だけあとで歌録りをしたんです。その段階でも、世に出しちゃいけないくらいのガラガラ声。でも、エフェクトがかかったらちょっとカッコいい声になりました。」あ～ちゃん「『ハスキーなほうがカッコいいね』って中田さん言ってたよね。」

love the world ののっちボイスの微妙な違いを聴き取れただろうか？わからなかった。次に、中田ヤスタカとの関係性を垣間見れる箇所を

edge(⊿-mix)  あ～ちゃん「『願い』は"album-mix"なのに、これは"⊿-mix”。表記が違うとわかりにくいから、一緒にしてくださいって中田さんにお願いしたんですけど、『そこは譲れない』と。理由を聞いてもよくわからなかったよね（笑）。」

Kiss and Music  あ～ちゃん「この曲だけ良い意味で浮いてるよね。歌詞で出てくる『コルク』って言いづらかった（笑）。」　かしゆか「コルクなんて開けないもんね。」

The best thing　あ～ちゃん「この歌入れは私が最初で。サビが英語でビックリしました。歌詞を見ながら中田さんの仮歌を聴いても、〝ホントにこう歌ってます？〟と思っちゃうくらい英語の譜割が難しかったです（笑）。結局、中学生みたいに〝マイラフェンマソー〟ってカタカナで書いて歌いました。」

Speed of Sound  のっち「『sunshine』と『engine』はなんか言うのが恥ずかしかった（笑）。」あ～ちゃん「私は『technology』が全然言えなかったんだよね～。」かしゆか「あと『rise』。本当は〝ライズ〟だけど、デモが〝ライス〟だったんで、『ライスでいいの？』と聞けずに、思いっきり〝ライス〟と言いました（笑）。」

この3人の証言を知ってそこに注目して聴くと「⊿」はまた違って聴こえてくるかもしれない。「マイラフェンマソー」とは「my life, and my soul」のことだ。

Perfumeの楽曲は中田ヤスタカから、3人の希望もほとんど聞かずに一方的に下賜されるものなわけだが、この3人の疑問にも王子中田は何ら答えることがない。意思疎通の点で両者にはどうにもならない障害が発生している。それは今に至っても続いている。中田にとってPerfumeの3人は初めて出会ったときの中学生のままなのかもしれない。

あ～ちゃん、かしゆか、のっち それぞれどのようにお互いを見ているのか？「ひと言で表すと？」「動物に例えると？」「ここはかなわないというところは？」という質問への解答が興味深い

あ～ちゃん　「かしゆかは、頭がいい。要領がいい。のっちは、かんからかん。テキトー（笑）。」「かしゆかはハムスター。のっちはイタチ。」「かしゆかは頭の回転が速くて、なんでも覚えるのも早い。尊敬してます。のっちは火事場の馬鹿力を発揮できる人。私が泣いちゃったときとかにサーッとやってきて助けてくれるスーパーマンです。」

かしゆか　「あ～ちゃんは、分析家。のっちは、努力家。」「あ～ちゃんは、ウサギ。のっちは、ジャックラッセルテリア。」「あ～ちゃんは気になった物事に対する探究心がスゴい。私は途中であきらめちゃうか、思ってても行動に移せないことが多いです。のっちはあまりクヨクヨしない人。私は失敗したら延々思い出しては溜息ついてます。」

のっち　「あ～ちゃんは、天使。かしゆかは、花火。」「あ～ちゃんは、チーター。かしゆかは、ハムスター。」「あ～ちゃんはすごく気配りのできる人。私には気づけないことをいつもたくさん気づいていますね。かしゆかはミニスカかな（笑）。衣装だけじゃなくて、普段着でもあのスカートの短さにはかなわないです。」

といういようにお互いを見ている。のっちの「あ～ちゃんは天使」って、男と見方が同じだな。頭の回転が速くて誰よりもミニスカが似合うかしゆかはすべての男にとって夢のような存在だな。のっちは……、

PS.　5thツアーのPTA先行申し込み、気がついたら終わってた。大ダメージ……。キャンプやらフラフラやらでそっちのことを考えられなかった。

以前なら一日たりともPerfume情報を追わない日はなかったのに、最近は1週間なにも開かなかったりする。いい席を手に入れる最大のチャンスをみすみす逃してしまったことは痛恨だ。クソ席でもいいやとは思うが、代々木4DAYSのラスト土日は手に入れるのに苦労しそうだ。平日に的を変更したほうがいいかもしれない。