角館、そして田沢湖でキャンプ

久慈から田沢湖を通って角館を目指して移動。途中に水芭蕉が群生している場所があったので立ち寄った。関東だと尾瀬とか行かないと水芭蕉はなかなか見れない。

桜と水芭蕉。東北まで来ないと見れない。だがこの時、すごいどしゃ降りの雨。今日もキャンプは無理っぽい。

2時過ぎに角館の武家屋敷の駐車場に到着。だが、このころ雨があがるのを待機していた団体バス客がいっせいに動き始めたタイミングだったのか、ものすごい混雑していた。

武家屋敷と桜の写真を撮って散歩して……ってイメージでいたんだけど、肝心の武家屋敷の枝垂桜はほぼ見ごろを過ぎたころだった。河原の土手の桜は満開だったけど。

ちょくぜんのどしゃ降りの雨でだいぶ桜も散ったみたい。角館への旅はどしゃぶりの雨の印象になってしまった。

今回の東北旅行では米、味噌、酒を買い付ける旅がもうひとつのテーマだった。

安藤醸造というとても雰囲気のある醸造元を見つけた。

倉座敷を公開していた。まるで犬神家のようだった。入り口にこの醸造元の若夫婦？の婚礼の写真が飾ってあったのだが、つい最近のもの？まるでドラマか少女マンガのような似合いのイマドキカップルだった。

味噌とそばつゆとポン酢をゲットした。帰ったら稲庭うどんを茹でて食べよう。

その後、田沢湖のオートキャンプ場へ移動。天気図を見て相談。あれだけ雨が降ったからもう振らないだろうと。天気が悪いので自分たち以外に2組しかいなかった。テント設営中も雨が強く振ったりして2度ほど中断したが、こんな虹が出た。

久慈の福来を燗して、普代のイカ塩辛で飲む。まるでオヤジみたいだな。市場で買ってきたおでんを鍋で煮て晩御飯。夜は寒くもなくてキャンプにしてよかったと思う天気だった。だが、結局深夜も雨が強く振っていて、雨音であまり眠れなかった。酒にたよってもダメだった。

翌朝はうさぎを眺めて、朝食に昨晩のおでん。そんなこんなで9時ごろに撤収して帰路についた。

日本人がイメージするうさぎっぽいうさぎだった。これはこの地方の「ジャンボうさぎ」という種類らしい。