2014年4月11日金曜日

YMO 結成二十周年記念CD-ROM盤 SELFSERVICE

Ymo_selfservice
街でこんなCDを見つけたので拾ってきた。え?YMOにこんなアルバムあったっけ?それほどYMOに詳しいわけでもないので見当がつかない。ダンボール厚紙外箱に2枚ぐらいCDが入っているようだ。「結成二十周年記念」と書いてあるので、そういう盤なんだろうと買って帰った。500円。

家でよく見てみると「林檎・窓対応型光学盤」と書いてある。中から帯が現れた。どうやらこれは1998年にAlfaから発売されたYMO総決算的なデータ集「YMO SELFSEVICE」だ。発売当時9,800円!高っ!

なんと、WINDOWS95対応。Disc2(LAYER2)は本来であれば、楽曲リミックス、シンセ・シュミレート、ライブステージを3D再現、サンプリング素材など楽しめるのだそうだが、自分のノートパソコンではどうにもならなかった。

LAYER1のDATAフォルダに秘蔵映像集のMOVファイルがあるので、ファイルをひとつずつQuickTimeで再生できた。劣悪な小さなサイズの映像で伊武雅刀の司会で進行。細野晴臣、高橋幸宏、故小池オリコン社長のコメントなど収録。
Symo_ryd
「ライディーン」「君に胸キュン」「体操」のPV映像も収録してるけど、これは映像が劣悪すぎる。「体操」の映像は自分としては初めて見た。
Symo
帯に全114曲ノーカット収録とある。SWAという拡張子がついたファイルだが、すべてQuickTimeで問題なく再生できる。ビットレート64kbps、サンプルレート22.050kHz という音質。

自分としてはほとんど音源を持っているのでそれほどありがたくもないが、「Yellow Magic Orchestra」「Solid State Survivor」はアナログ盤でしか持ってなかったし、「浮気なぼくら(インストゥルメンタル)」は持ってなかったので、パソコン再生できるのでちょっと便利。

だが、ファイル名が曲名になってないのでどのファイルがどの曲なのか、わかりずらい。iTunesにデータを移すのにひとつづつ曲名やらアルバム名やら打ち込んだ。めんどくさい。

CD-ROMのデータはすべて右クリックでフォルダを移動。こんなことしたらあっという間にネットでデータが拡散しないのか?って思ったけど、この時代のネット環境だと、とてもじゃないけどそんなことはできなかったんだろう。

今後このCD-ROMと付きあって行くにはもうちょっと研究しないといけない。
Ymo_selfservice_1
PS.このソフトパッケージをみて、Perfumeの一連の「Fan Service」シリーズは完全にYMOが元ネタだったんだなって気がついた。それどころか、PerfumeのロゴもYMO風?

YMOも唯一無二な3人、そしてPerfumeも3人。

共に当時の、後世のクリエイターたちに強い影響を与えた存在。

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